新型ウイルスの第3波が既に来てしまっていますね・・。
落ち着くまでまだまだ落ち着きそうにないですが、第3波が来たことで再びウイルスの抗体検査に対する関心が高まっています。
そんな中、PCR検査を含む新型ウイルスの検査に掛かる費用が原価に比べて高すぎると噂があったので、調査してみました!
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PCR検査とは?
そもそもPCR検査とは何でしょうか?
今のところPCR検査は新型ウイルスの検査において最も高精度とされています。
PCR検査費用の原価はいくら?
PCR検査は3万円で受けることができますが、1回の検査で3万円は高いですよね・・・。
そんな中、こんな噂がありました。
#コロナは茶番
凄い宣伝費用を使ってPCR検査を勧めている
にしたんクリニックPCR検査の原価は数百円。
ぼろ儲けやん。と思ってどんな病院か見てみたらコレ❗😂💦
こんな病院みたことないわ❗❗❗
病院にここまで求めてない❗ https://t.co/XyaadwZ6Ux pic.twitter.com/EqqU8JWE3V— 🎗️レオンロイサン🎗️ (@tpkalrs) November 8, 2020
PCR検査の原価はたかが数百円なのに、3万円もするなんてぼろ儲けでは!?・・・と。
PCR検査の原価に関して調べてみたのですが、本当に数百円かどうか確認は難しいのですが・・
唾液の遺伝子を検査するわけですから、検査時に必要な道具の費用だけ考えれば、確かに数百円程度かも知れません。
因みに新型ウイルスの検査キット「Xpert Xpress SARS-COV2」の場合は、原価3米ドル(約316円)に対し、販売価格は19.80米ドル(約2087円)~20米ドル(約2100円)と、6倍以上の値段で販売されています。
そのため、アメリカ政府は販売価格を5米ドル(約500円)以下まで引き下げるよう要求したそうですね。
国境なき医師団(MSF)は、診断検査機器メーカーの米セフィエド社に新型コロナウイルス検査キット「Xpert Xpress SARS-COV2」を、どの国でも購入可能な価格で公平に配分するよう呼びかけた。この世界的大流行での利益追求は控え、検査をより広く行き渡らせるために、検査1回分およそ20米ドル(約2100円)という最貧国への販売価格を、5米ドル(約527円)まで引き下げることを同社に求めたものだ。
(中略)
セフィエド社は145の途上国で、検査1回あたりの価格を19.80米ドル(約2087円)に設定。その中には、人びとが1日2米ドル(約210円)未満で暮らす最貧国も含まれる。同社は米政府の生物医学先端研究開発局から公的資金370万米ドル(約3億9016万円)を得て、この検査カートリッジ「Xpert Xpress SARS-CoV-2」を開発した。
またMSFなどの団体は以前、セフィエド社の類似製品である、結核用検査カートリッジの製造コストを調査した。そこで判明したのは、原材料費、製造費、間接費などの諸経費を合わせても、製品原価は3米ドル(約316円)程度となることだ。
引用:国境なき医師団
この通り、実際に今回の新型ウイルスに対する検査用品は、原価と販売価格に大きな開きがあることは事実のようです。
もちろん、医療という高度な技術が必要な分野なので、単純に原価だけで判断すべきではありません。
しかし、国中、世界中の人々が利用するのなら、原価に近い価格設定をしても医療関係者たちには十分な利益が還元されるのではないでしょうか?
みんながどうしても必要なものに対し、専売特許と言わんばかりに高い価格を設定してそれを貫き通したら、不満が出るのは当然な気がしますしね。。