湯澤由紀夫さんは、発症前のコロナウィルス陽性反応が出た感染患者を経過観察する場所として開業前の病院で受け入れる事を発表しましたね。
開業前の病院で、発症前とはいえ陰性反応が出ている患者さんを受け入れる素晴らしい決断をした湯澤由紀夫さんについて調べてみました。
スポンサーリンク
湯澤由紀夫のプロフィール
名前 | 湯澤由記夫 |
よみかた | ゆざわ ゆきお |
出身大学 | 名古屋大学医学部卒業 |
専門分野 | 腎臓内科学 |
勤務病院 | 藤田保健衛生大学病院 |
役職 | 院長 |
経歴
- 1981年 名古屋大学医学部
- 名古屋第一赤十字病院にて卒後臨床研修を経て内科勤務
- 1987年 米国ニューヨーク州立大学バッファロー校 病理学教室に留学
- 1990年 名古屋大学医学部附属病院第三内科(現・腎臓内科)
- 2002年 名古屋大学大学院医学研究科病態内科学講座免疫応答内科学(現・腎臓内科学) 講師
- 2009年 名古屋大学大学院病態内科学講座腎臓内科学 准教授
- 2010年 藤田保健衛生大学医学部腎内科学 教授
- 2011年 藤田保健衛生大学病院 副院長を兼務
- 2014年 藤田保健衛生大学病院 病院長
1981年に名古屋大学医学部卒業後、名古屋第一赤十字病院にて卒後臨床研修を行い、同病院の内科にそのまま勤務。
その後、米国ニューヨーク州立大学バッファロー校 病理学教室への留学を経験します。
戻ってからは、名古屋大学大学院病態内科学講座腎臓内科学准教授などを経て、2010年に藤田保健衛生大学医学部腎内科学 教授に就任。
そして2014年より、現在の藤田保健衛生大学病院の病院長も兼務するようになります。
現在では、教授として後進の指導に熱心に取り組んでいるそうです。
ここまで実績が凄いと、着実にキャリアを積み重ねて院長まで上り詰めた実力のある先生であることが分かります。
所属学会・資格・役職など
- 日本内科学会(認定医)
- 日本腎臓学会(理事、評議員、専門医)
- 日本透析医学会(専門医)
- 日本糖尿病学会、日本リウマチ学会、腎と脂質研究会(代表世話人)
- ASN (American Society of Nephrology)
- ERA-EDTA (European Renal Association-European Dialysis and Transplant Association)
- ISN (International Society of Nephrology,
- 日本医師会認定産業医
引用元:MedicalNote
受賞・著書・論文など
【著書】
- Japanese Clinical Practece Guideliens for IgA Nephropathy: Difference from KDIGO Guidelines. Editor: Yasuhiko Tomino, Pathogenesis and Treatment in IgA nephropathy -An Inernational Comparison- "Chapter 5"Japanease Clinical Practice Guidelines for IgA Nephropathy: Difference from KDIGO Guidelines, Springer Nature; 2016. p251-62
- 糖尿病性腎症病期分類に基づいた腎病理診断の手引き執筆項目4. バイオマーカー, 東京医学社; p28, 2017
- Management of Heart Failure 心腎連関を深め 体液管理を極める執筆項目Ⅲ病態-CRS分類に基づく心腎連関の理解:臨床シナリオから考える- 1 CRS type1 (acute cardiac dysfundition leading to acute kidney injury),文光堂; p64-72,2016 など多数
引用元:MedicalNote
藤田医科大学岡崎医療センターの場所
藤田医科大学岡崎医療センターの場所は、愛知県岡崎市に存在します。
横浜市の大黒ふ頭に停泊しているダイヤモンドプリンセス号からは、少し距離有りますが、受け入れてくれるだけでも有難いですよね。
住所:〒444-0827 愛知県岡崎市針崎町五反田1
コロナ患者受け入れに対するネットの声
新型コロナ陽性で発症前の人を経過観察 藤田医科大学病院長「国の危機に貢献する使命がある」藤田医科大学病院の病院長、湯澤由紀夫さん ⇒ すごいな。総理大臣、大臣、国会議員、厚生省、外務省は国の危機とは思ってないのに。ぜひ議員になってほしい。
— 坊主と宣教師 (@kuisefuruhi9) February 17, 2020
藤田医科大学病院の湯澤由紀夫病院長は、NHKの取材に対して
「ウイルスに感染していてもご自身の免疫力で発症しない方も多いかもしれないが、受け入れ先の岡崎医療センターには専門の医者を常駐させるなど可能なかなり安心できる環境を整えた。しっかりと見守っていきたい」と話しています。— パドミニ (@ppaaddmmiinniiy) February 17, 2020
感染者をどこに受け入れてもらうか、みんな頭を悩ませている中、国内に感染をなるべく拡大しないために、新設病院の開院を前倒しして国の危機回避に協力する英断をした藤田医科大学に敬意を覚えます。風評被害にあわないように力いっぱい讃えたいです。
https://t.co/4LDHeQ2REK @nonbeepanda
— 岩永直子 Naoko Iwanaga (@nonbeepanda) February 17, 2020
素晴らしい。
高須病院はこの病院と業務提携しています。これで安心。よかった。なう。— 高須克弥 (@katsuyatakasu) February 17, 2020
国立病院かと思ったら民間なんですね。ホテル三日月さんといいなんて偉大な方なんでしょうか。
現在船内で私達の為に命懸けで働いてくださっている方も含め、勲章とかあげれないんですかね https://t.co/WK6daEZzGr
— コロナ vs DIAMOND PRINCESS (@rkmctt298) February 18, 2020
やはり、素晴らしい決断だとみなさん称賛されているようですね。
一般の方だけではなく、著名人の方からも賛同が厚く、高須院長も応援されているのがわかります。
まとめ
今回は、開業前の病院、『藤田保健衛生大学病院』でコロナウィルス感染者(発症前)を受け入れると表明した事で話題となっている院長の湯澤由記夫さんについて調べました。
発症前とはいえ、ウィルス陽性反応が出ている患者さんを受け入れる事に対し、世間からは絶賛を受けているようですね。
さらなる拡大を見せている新型コロナウィルスが早く終息される事を願うばかりです。