Vo Vo Tau(ボボタウ)と言えば2003年にデビューし「裸 ~Nude~」でオリコン週間8位を記録したことで覚えている人も少なくないでしょう。
そんなVo Vo Tau(ボボタウ)が2006年に突然の解散を発表した時はショックを受けたファンも多いと思うのですが・・・。
今回はVo Vo Tau(ボボタウ)の解散の真相とメンバーの現在について調査しました。
Vo Vo Tau(ボボタウ)の紹介とメンバー構成
Vo Vo Tau(ボボタウ)は2003年~2006年に活動したリズム・アンド・ブルースのミュージシャングループです。
メンバー
- Ring(りん):ボーカル
- Ryo-thing(りょうちん):ギター
- Pei(ぺい):ベース
- Sugar(シュガー):ドラム
女性1人(ボーカル)、男性3人の4人グループで活動していました。
男性3人はロサンゼルスの音楽学校の同級生で、Ringさんと出会う前からグループで音楽活動をしていました。
実はその時、別の女性ボーカルがいたそうですが、アメリカから日本に戻って活動している時にボーカルだけレコード会社に引き抜かれてしまったそうです。
そこで友人の紹介で新たなボーカルとしてRingさんを迎え、4人で音楽活動を始めました。
僕はアメリカの音楽学校に通っていて、そこで出会った仲間と、バンド活動を始めたのがきっかけです。
でも、日本に戻って活動しているときに、ボーカルの女の子だけ、レコード会社に引き抜かれちゃったんですよ。そうそう。それで友人の紹介で、新たにボーカルを迎えたんです。それが、皆さんが知っている、Vo Vo TauのボーカルRing(りん)です。
引用元:Serenade Times
Vo Vo Tau(ボボタウ)の有名な曲
Vo Vo Tau(ボボタウ)解散の真相は!
2006年に解散する際、大した理由は語らず解散してしまったVo Vo Tau(ボボタウ)ですが、時を経てメンバーの1人だったSugar(シュガー)さんが当時の解散理由についてインタビューで言及しました。
- デビューしてすぐ売れたことでメンバー関係が狂い出した
- メンバー間の揉め事の調整役はリーダーのSugar(シュガー)
- 最後は溝が深すぎて修正の余地がなかった
- 1人でも続けられないと言い出したら、解散するしかない
デビューしてすぐに売れたことで、メンバーの関係性は、少しずつ変わっていきました。
正直言うと、最後のほうは、かなり溝ができていたので、修正する余地もなかったんです。もちろん、表面上は普通に活動していましたけど。そうですね。今後どうしていくか話し合ったとき、僕はビジネスとしてなら、割り切って活動できると伝えました。残る3人のうち、2人は続けたい、だけど、もう1人は続けられないということでしたので、解散に至りました。
1人でも続けられないと思った以上、もう解散しかなかったんです。しかも、そう言ったのが作曲の担当だったので、なおさら続けるという選択肢はありませんでした。
それともう一つ、すごくお世話になっていたレコード会社の方が、亡くなってしまったのも、大きな出来事でした。メンバー同士で揉めたときに、「まぁまぁ」と言って、とりなしてくれる方だったんですよ。いってみれば、Vo Vo Tauの恩人です。その方を失ってしまったことも、活動を終える原因の一つだったかもしれません。
引用元:Serenade Times
デビューしてすぐに売れたことが逆にメンバー同士の関係を悪くしてしまうとは・・・音楽業界ではよくある話のようですが、ファンにとっては残念な話ですよね・・・。
メンバー同士の不仲が原因で解散だったため、解散当時は理由を語ることが出来なかったようでした。
【最新】Vo Vo Tau(ボボタウ)メンバーの現在!
解散後、メンバーはそれぞれの道を歩み始めました。
Ring(りん)
1977年生まれ、京都
哲学道 ん
誰か来て〜#kyoto pic.twitter.com/7g0TVSuFwR
— Ring (@Ringsong) April 6, 2021
ボーカルのRing(りん)さんは2006年からソロで活動を始めました。
2010年に自らのレーベルREASIAN RECORDSを立ち上げ、同年9月29日にミニアルバム『IN MY ROOM』を発売し、細々とではありますが今でもライブ活動を続けています。
最近だと2021年10月にオンラインライブイベントを開催しています。
また2021年頃まではツイッターも更新していたのですが、上記のオンラインライブを開催して以来、残念ながらツイッターの更新が止まってしまっていますね・・・。
Ring(りん)の音楽動画
Ryo-thing(りょうちん)
- 1979年生まれ
- ギターを担当したRyo-thing(りょうちん)さんは解散後にSugar(シュガー)さんと共に「THE COMPANY」という音楽グループを結成し、2006年9月6日にTHE COMPANYとして初のアルバムTHE COMPANY Works vol.1を発売しました。
- 上記アルバムの評価が高かったため、その後も様々なアーティストから楽曲提供の依頼が来るようになり、現在は株式会社OCTOと業務提携という形で所属して活動を続けています。
Sugar(シュガー)
- 須賀 満
- 1976年生まれ
- 広島県出身
ドラムを担当したSugar(シュガー)さんはグループのリーダーでもありましたが、最終的にメンバー間の調整が難しくなり、解散を決意しました。
解散後はギターのRyo-thing(りょうちん)さんと上記で述べている通り、音楽活動を始めました。
解散時、Sugar(シュガー)さんにはドラマーとして活動するという選択肢もあったそうですが、プロの世界の厳しさを知って音楽プロデューサーとして裏方で働く道を選んだとか。
もちろん、解散後もドラマーとして活動する選択肢もありました。ただ、ドラム演奏だけを生業にしてきた、いわゆるプロのドラマーって、当たり前ですけど、桁違いに上手いんですよ。それを目の当たりにしたとき、自分がドラムで食べていくのは、相当難しいのかな、と。
そうですね。それで、じゃあ何をしようかと考えたとき、思い浮かんだのが裏方の仕事でした。Vo Vo Tauでリーダーをしていた頃、裏方の仕事も楽しそうだなと思っていたんです。そんなとき、Vo Vo TauでギターをやっていたRyo-thingと僕とで、アルバムを作ってみないかというお話をレコード会社からいただきました。それが音楽プロデューサーとしての初めての仕事ですね。2005年くらいにはじまり、今に至ります。
引用元:Serenade Times
また、2015年7月から株式会社 WW の取締役プロデューサーも務めています。
Pei(ぺい)
- 高知県出身
- 1977年生まれ
ベースを担当したPei(ぺい)さんは解散後、一切の芸能活動をしなくなりました。
ただ、解散後にすぐ音楽活動を止めたわけではなさそうです。
解散から2年後の2008年に、とあるアーティストのブログにてベースを弾くPei(ぺい)さんが登場したそうなので、その頃までは東京で音楽活動をしていたのかもしれません。
しかし、2022年現在は一切の情報が不明なので少なくとも表舞台からは完全に引退したのでしょう。