皆さん、今年の年越しはどちらで過ごす予定か決まっていますか?
世界の年越しイベントは、その国の文化や富を反映したものが数多くあり、特に花火イベントは豪華すぎることで有名で、各都市多いに盛り上がります。是非、一生に一度は体験してみたいですよね。
そこで、今回は世界中で開催されている有名で豪華なカウントダウンイベントを調べてきました。
中には今からでも予約が間に合うイベントも多いので、是非年末の旅行計画に参考にして下さい!
(下に続く)
アラブ首長国連邦(ドバイ)
世界で最も豪華なカウントダウン花火といえば、ドバイでの花火イベントです。何と言っても6分間で5万発という規格外の花火打ち上げ数なので圧巻という言葉以外見つかりません。日本で最大規模を誇る諏訪湖花火大会でも4万発なので、いかにド派手なカウントダウン花火かは想像して頂けると思います。
しかし、注意してほしいのは、最も有名な「バージュ・カリファ」での花火イベントは、2017年をもって終了し、2018年からはプロジェクションマッピングを使ったイベントに切り換わっている所です。
結構、花火に比べ迫力に欠けるなどと、落胆する客もチラホラいるらしく、花火目当てならば別の場所をあてがった方が良いです。
ちなみに一重にドバイのカウントダウン花火といっても、花火は至るところで行われているので、お勧めの場所を上げておきます。
- アトランティス・ザ・パーム
- バージュ・アル・アラブ
- カスル・アル・スルタン
- グローバル・ヴィレッジ
- ドバイ・フェスティバル・シティ
個人的にお勧めなのが、ドバイ・フェスティバル・シティです。何せ、有名なバージュ・カリファの噴水ショーに負けないぐらいの噴水ショーを披露してくれるし、ショッピングモールも近くにあるし、勿論花火もあがるという、一石三鳥ぐらいのお得な場所だから^^;
是非、一度はドバイのカウントダウンイベントを体験してみてください^^
台湾(ニューイヤーズイヴ)
日本から近い、台湾でも世界的有名でお勧めのカウントダウン花火が行われています。
元世界一の超高層ビル「台北101」から、元旦の数分間にビル全体を覆い尽くすように、美しい火花が舞い散ります。
こちらのカウントダウン花火をお勧めする理由として、台北の12月は15度〜20度前後と比較的過ごしやすいことが挙げられます日本だと真冬なので、待ってると凍えますが、赤道に近いので寒さの影響は、日本より小さいです。
また、カウントダウン花火の開始前には、台北市政府前の広場で19時からカウントダウンライブのイベントも行われてるそうなので、楽しみが増しますね^^
※周辺一帯は当日19時から交通規制がかけられますので車やタクシーを利用する方は注意しましょう。
香港
同じアジアでは、香港のビクトリアハーバーでもお勧めのカウントダウン花火が行われます。
ビクトリアハーバーといえば、言わずと知れた有名な夜景スポットでもありますね。香港で行われる花火イベントのお勧めポイントは、夜景と花火を同時に楽しめるという点です。しかも花火の位置が比較的低いため、他のスポットよりも臨場感ある景色が味わえます。
場所取りに関しても、ホテルの駐車場から良く見えるポイントが多く、必ずしも人混みに紛れる必要はありません。(みんなでワイワイしたい方は別。。。)
日本から近いし、治安も安定、気功も厳しくないということで、手軽に行けるカウントダウンイベントとして、自信をもってお勧めします。
シンガポール(マリーナベイ)
シンガポールで最も人気のカウントダウンイベントが行われるのは、豪華絢爛なリゾートホテルとして有名なマリーナベイサンズの近くです。なので、アートサイエンスミュージアムの前がお勧めポジションです。
こちらのイベントも、カウントダウンイベント前から音楽イベントが開催されており、雰囲気を大いに盛り上げてくれます。中には音楽イベントメインで聴きに来る人も。。(終わったら帰っちゃう)
他に特筆すべき点として、しっかりと入場規制をしてくれますので、人が増え過ぎない所も良い点です。良く言う、満員電車感はありませんので、早めに場所さえとれば、窮屈な思いはしなくて済みます(笑
花火自体は、0時から約10分間打ち上げられます。
他にマーライオンパークから観ることもでき、より近くで観ることができる有料席も用意されていますので、より生の臨場感を味わいたい人にはうってつけですね!
マレーシア(クアラルンプール年越し)
マレーシア・クアラルンプールのカウントダウンイベントは、ランドマークとなっている「ペトロナスツインタワー」周辺で行われます。
カウントダウン花火としては、長めの10分間と打ち上げが続きます。その間、とにかく派手な花火が打ち続けられるのです。日本人のように細やかな工夫は無いですが、それを差し置いても、とにかく派手で観る価値のあるイベントになっています。
加えて周辺も、始まる前から騒々しいくらいの雰囲気に包まれますので、記憶に残るイベントとしては最高かもしれません。
他にマレーシアは、お国柄チップの習慣もないし、親日国だし、余計な気を遣わず純粋に花火を楽しめるのが良いですね♪
オーストラリア(シドニー)
オーストラリア・シドニーで行われるカウントダウン花火は、有名なオペラハウスとハーバーブリッジから0時〜約10分間が打ち上がります!それ以外にも31日の15時頃から飛行機によるエアーショーや、21時頃からファミリー花火が上がったりと、待っている間も退屈させない工夫が凝らされています。花火自体も、南半球最大と言われる程、豪華で想像以上の迫力です。
また、絶景ポイントとして知られるミルソンズポイントは、混みあわないよう事前に整理券としてリストバンドが配られており、規定人数以上は入れません。ちなみにお酒類の持ち込みも禁止されており、入場の際に厳しくチェックされます(汗
整理券自体は、12月31日午前8時から配られるそうですが、既に30日からテント泊して並んでいる方もいますので、行かれる方は早めに並ぶことを忘れないでください。
- 南半球最大のカウントダウン花火は豪華
- 絶景ポイントのミルソンズポイントは、整理券が配られ規定人数以上ははいれない
- カウントダウン前から、エアーショーやファミリー花火のイベントもある
- 周辺には各国の食べ物を販売する屋台が並び、美味しい物を頂ける
- しっかり整理されているせいか、終わった後も意外にすんなり帰れる
シドニーで行わるカウントダウンイベントは、豪華さと飽きさせない工夫で、終わった後も非常に満足感の高いものです。南半球では一番のお勧めイベントですね!
アメリカ(ニューヨーク・タイムズスクエア)
言わずと知れた、世界で最も有名なカウントダウンイベントといえば、アメリカ・ニューヨークのタイムズスクエア周辺で行われる「カウントダウン」ですね。
このイベントには、世界中から100万人が参加すると言われてい程、とても大規模です。
また参加する人が多い為、場所取りも大変です。当日の15時にはタイムズスクエアへの入場ゲートが閉められるため、その前に場所取りを済ませねばなりません。しかも一度入ったら出られないので、相当な覚悟が必要です。
12月-1月のニューヨークといえば、極寒で氷点下になることもあります。その中でトイレにも行けず、ただただ時間が来るまで待ち続けなければならないのです。。。もし、行かれる際は、必要以上に水分を取るのを控えたり簡易トイレを備えておいたりするのが良いでしょう。
ただし、Taylor Swift(テイラースウィフト)やCarly Rae Jepsen(カーリー・レイ・ジェプセン)など、毎年豪華アーティストのライブも行われてますので、待つ価値は大いにあります!
世界最大規模のイベントであるならば、タイムズスクエアのカウントダウンには、一度は参加してみたいですね!
アメリカ(ラスベガス)
アメリカでは、ニューヨークのタイムズスクエア以外でも、各所でカウントダウンイベントが開催されていて、特にラスベガスは最も盛り上がる都市の1つです。
ラスベガスのメインストリート周辺のホテル(10か所以上)から、65000発の花火が上げられるため、規模が大きく、一度は見る価値のあるカウントダウンイベントです。
最も盛り上がるのは、下記赤丸付近のベラージオ噴水前辺りです。青丸周辺も盛り上がりますが、ベラージオに比べるとやや人だかりが少なく盛り上がりに欠けます。
なので、せっかくラスベガスに行かれる方は、ベラージオ周辺を狙ってみてはいかがでしょうか?
アメリカ(サンフランシスコ)
アメリカ・サンフランシスコでも、カウントダウン花火は盛り上がります。
打ち上げ場所は、サンフランシスコとオークランドを結ぶベイブリッジの近辺ですので、ちょうどフェリービルディング隣の広場が、最も見易くお勧めです。
大晦日夜8時以降は、ケーブルカーをはじめベイエリアの主要な公共交通機関は無料の終日運行になる為、アクセスも容易な分、人も集まります。
こんなに人が集まるのは、大晦日ぐらいではないかってぐらい凄い人なので、是非その興奮を味わいたい人は、一度体験してみるといいですね!
アメリカ(ハワイ)
日本人に非常に人気のあるハワイでも、カウントダウンイベントは行われます。
場所は、ワイキキビーチ前の海上から打ち上げられますので、ワイキキビーチ前とアラモアナビーチ前が観覧場所としてお勧めです。
ワイキキビーチ前は、人だかりも多く、花火も大きいので、カウントダウンっぽい雰囲気を味わうには最高です。
逆にアラモアビーチ前は、車で来る感じの人が多く、人はやや少なめ。花火も小さいので、しっとり味わいたい人に向いてます。
他に人混みが苦手な人には、ディナークルーズも用意されてますので、ゆっくり過ごすこともできます。心地よい音楽と豪華ディナーで忘れらないひと時になりますよ^^
- ワイキキビーチ前が花火も大きく、人も多くてカウントダウン雰囲気を味わうには最適
- 日本人が多く、安心感がある
- 混雑が苦手な人は、ディナークルーズもお勧め
フランス(パリ)
フランスのパリでは、ヨーロッパ最大のカウントダウンイベントが行われます。
場所は、シャンゼリゼ通りと凱旋門です。観客はシャンゼリゼ通りから凱旋門を見上げる形で花火を鑑賞します。
当日の23時30分頃から、プロジェクションマッピングを使った演出が行われ、0時きっかりになると花火が打ち上げられるようになっています。
しかも、大晦日の夜17時から翌日のお昼12時までパリ市内の公共交通機関(メトロ、バス、RER、トラム)がすべて無料となってますので、お財布には大分優しい(汗
その分?人が多くて写真のようにシャンゼリゼ通りは観光客でギュウギュウ詰め状態です。しかし、だからこそヨーロッパ最大のカウントダウンイベントであり、しかも芸術の街、パリ凱旋門で味わえる雰囲気はきっと格別なものになるに違いありません。
イギリス(ロンドン年越し)
イギリスのロンドンのテムズ川沿いでも豪華なカウントダウン花火イベントが行われます。
結構な大迫力の花火で相当な人気なのですが、メインの鑑賞スポットには数年前からチケット制が導入されており、あまりの人気ぶりに秒速で売り切れてしまう始末。。。
チケットを取れず悲嘆に暮れている人にも、FREE(無料)で楽しむことができる場所はあります。
「トラファルガー広場(Trafalgar Square)」「ブラックフライアーズ橋( Blackfriars Bridge)」「ミレニアム橋(Millennium Bridge)」「ランベス橋(Lambeth Bridge)」などがその候補です。
「トラファルガー広場」は花火会場に近いため、花火の臨場感を直に味わうことが出来ますが、周辺に建物が多く、高く上がった花火しか見えないのは致し方ないポイントです。
是非、ロンドンに行かれる予定のある方は、早めのチケット入手を試みてみましょう!
チケットの購入サイトは下記の公式ウェブサイトを参照してください。購入チャンスは10月と12月の年2回しかないので、発売情報を受け取るための登録が必要になります。
2018年~2019年 ロンドン・カウントダウン花火鑑賞入場券申し込み公式サイト
まとめ
いかがでしたしょうか?今回は海外で行われている有名なカウントダウン花火について、取り上げていきました。
海外では、日本と違って花火で盛り上がるというイメージが強いですね。しかもクリスマスよりも人だかりが多いので、雰囲気としてはどれも忘れられない思い出になります。
花火の規模も、日本最大の諏訪湖花火大会(4万発)を超える都市が多く、どれだけ盛り上がっているか分かって頂けると思います。
特に花火の規模や、人の多さ、雰囲気を考えると、ドバイ・シドニー・パリは特にカウントダウンの雰囲気を味わうのに一押しです!
是非、皆さんも機会があれば一度体験してみましょう^^