2022年4月10日の完全試合で佐々木朗希投手と共に活躍した松川虎生選手ですが、プロになる前の学校生活はどんなものだったのでしょうか?
また、その頃の成績や評価は!?
松川虎生選手の中学時代と高校時代のエピソードについて調べてみました。
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松川虎生選手の中学時代
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松川虎生選手の出身中学は阪南市立鳥取東中学校です。
小学校1年生の時から少年軟式野球チームのワンワンスポーツクラブで野球をしていた松川虎生選手は、中学に入ってからは硬式野球クラブチームである貝塚ヤングに所属し、野球を続けました。
松川虎生選手の家族やプロフィールはこちらです。
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松川虎生選手は中学3年生の夏、貝塚ヤングの選手としてヤングリーグ日本選手権に出場し、優勝しました。
川端末吉監督は今でも現役で貝塚ヤングの監督を務めているのですが、松川虎生選手がロッテから単独1位指名された時、あまりの嬉しさに涙が出たほどだと語っていました。
ロッテからの単独1位指名に、中学時代に所属していた「貝塚ヤング」の川端末吉監督(68)は「自分の息子のときよりも涙腺が緩んでしまった」と言う。「息子」とはヤクルトの川端慎吾(34)だ。
引用元:日刊ゲンダイ
中学からぽっちゃり体型で才能があった
松川虎生選手の指名を誰よりも喜んだ川端末吉監督の話によると、松川虎生選手は中学時代から少しぽっちゃり体型だったとのこと。
それでも、松川虎生選手の野球には他の生徒とは違う才能があるように見えたそうです。
「うちに来た頃から肥えていたけど、グラブさばきもバッティングも柔らかくて、これはモノが違うなと。球速は(同じ貝塚ヤング出身の)小園(健太=DeNA1位)より速くて、中学3年になっても小園と変わらなかった。松川を見に来たのは甲子園の常連校ばかりで、大阪桐蔭の西谷浩一監督が見に来たことも。20校以上はいたと思います。それでも調子に乗らず、今でもLINEで(動画などを送ってきて)『バッティングどうですか?』と聞いてくる。第二の親子の関係です」
引用元:日刊ゲンダイ
自分が注目されていると認識していても、日々努力を怠らず真剣に野球に取り組んでいたのですね。
川端末吉監督とは親子のような関係
川端末吉監督自ら、松川虎生選手とは第二の親子のような関係だと話すほどに2人の信頼関係は特別ですが、それを裏付けるこんなエピソードもありました。
紗絵美さんが笑って述懐する。
「小さい頃から優しくて人懐っこい子でした。川端監督のことが大好きで、『家に泊まりに行ってもいい? 遊びに行っていい?』としょっちゅう言うから、『自分は暇かもしらんけど、監督は忙しいんやから、あんまり連絡しいなや』と言ったんです。普通、何回か断られたら、あんまり連絡せんでしょ? それなのに、本人は全然気にしなくて、しつこく泊まりに行きたいと話していた。一度だけ監督から『ええよ』と言われたときがあって、電車に乗ってひとりで監督の家に行っていました」
川端監督が振り返る。
「珍しい子でしょ。監督の家なんて、遊びに来いと言っても嫌がるのが普通なのに。でも、いざ家に来たら話もせず無言のまま。じっとして家に飾ってある私や息子や娘のトロフィーを見ながら、おとなしく座ってケーキ食べているだけなんです」
引用元:日刊ゲンダイ
松川虎生選手は中学の時から監督のことを自分のお父さんのように慕っていたことが凄く良く分かるエピソードですね!
監督の家に遊びに行っても大人しくしていたのは、元々の性格もあると思いますが、緊張していたのかもしれませんね~
字が綺麗!
松川虎生選手の特技は野球以外にもあります。
子供の頃から字が綺麗で、中学生だった松川虎生選手の字を見た川端監督はとても子供が書いた字とは思えないとも言っています。
高校時代にバッテリーを組み、DeNAに1位指名された“相棒”の小園は書道10段で知られるが、川端監督は「松川もお父さんが代わりに書いたんちゃうかと思うくらいキレイな字。子供の字やない。(チームでつけさせていた)野球ノートにコメントを書くのが恥ずかしいくらいやった」と話す。
その達筆でノートの1ページ目に大きく書いた目標は2つ。
「プロ野球選手になる」
「誰からも愛される選手になる」
目標達成は近そうだ。
引用元:日刊ゲンダイ
中学から高校まで松川虎生選手とバッテリーを組んでいた小園健太選手は書道をやっていたそうなので、字が綺麗なのはある意味当たり前かもしれませんが、松川虎生選手も監督が絶賛するほどに字が綺麗だったとは!
しかも、この時からすでにプロを目指して頑張っていたのですね~
松川虎生選手は才能があり、また真面目で謙虚なその性格からも、本人が目標とする「誰からも愛される選手になる」という夢は、既に達成しているのではないでしょうか・・・!?
松川虎生選手の高校時代
中学を卒業後に松川虎生選手は和歌山市立和歌山高校に進学しました。
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中学の頃から注目されていた松川虎生選手だったので、高校で野球部に入ってから活躍するまでそう時間は掛からなかったですね。
高校時代の成績
- 入部当初は主に三塁手としてプレーし、1年春からベンチ入り
- 1年生の夏に1年生でありながら4番に座る
- その後、本職の捕手に復帰し、2年秋からチームの主将に就任。近畿大会でベスト4に進出
- 3年春の第93回選抜高等学校野球大会に出場(松川虎生選手は2試合で4安打を放ち、打率.571を記録)。同年夏に和歌山県大会決勝まで進出
傍から見れば順風満帆な活躍のように見えますが、実はこれらの活躍の裏には松川虎生選手の並々ならぬ努力があったのです。
高校から肉体改造に着手!
中学時代からぽっちゃり体型だった松川虎生選手は、高校に入ってから本格的な肉体改造を命じられます。
高校生になると肉体改造に着手。市立和歌山の半田真一監督(41)によれば、「松川は脂肪が多くて入部した当時は106キロくらいありました。食事指導の担当者とトレーナーでメニューを作り、3年間で脂肪量より筋肉量を増やして最終的に96キロくらいまで絞った」という。
引用元:日刊ゲンダイ
男子高校生で106キロというのは、かなりの体重と言わざるを得ないですね・・・。
しかし、松川虎生選手を本気で育てたいと思っていた高校時代の半田真一監督はすぐに食事指導を開始しました。
そのおかげで脂肪を減らし、筋肉量を増やした上で10キロも減量に成功したんですね!
期待を上回る選手だった
高校時代の監督は松川虎生選手に対して、このように語りました。
- 中学生の時から捕手に必要な能力がずば抜けていた
- 指導者として使いたくなる選手
- 真面目で優しい
- 期待を上回るパフォーマンスが出せる
市立和歌山の半田真一監督は、中学生だった松川を初めて見た時、捕手に必要な能力を高い次元で持ちあわせていて、すでに大学生のようだったと振り返る。
「指導者として、使いたくなる選手なんです。たとえば強い雨が降った翌日のグラウンドは水たまりができてグチャグチャですよね。松川はキャプテンで、注目される選手でしたけど、誰よりも先にグラウンドに来て、独りで水を吸い取っていた。かといって、それを後輩には強要しない。本当に良い子、優しい子です」
こうした健気(けなげ)な一面が、プロの世界でも先輩から可愛がられている理由なのだろう。半田監督が続ける。
「昨年のセンバツ前、本調子にほど遠い状況で心配していたんですが、初の甲子園の第一打席で好投手からセンター前にヒットを放った。スカウトの方が大勢来られるような練習試合で『頑張らなあかんぞ』と発破をかけると、ドッカーンとバックスクリーンに本塁打……。高校時代から、もともと高い指導者の期待をさらに上回る活躍ができた。プロでもキャンプから求められるハードルを上回る形でクリアしてきたからこそ、起用していただいているのではないでしょうか」
引用元:FRIDAY
高校の監督なら松川虎生選手の中学時代からの活躍を知っていたので当然、期待値も高かったはずです。
それをさらに上回る活躍だったと言わせるほどですから、松川虎生選手の才能は本物だったというわけですね!
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千葉ロッテマリーンズ 松川虎生捕手
20守備機会でプロ野球新記録達成((((;゚Д゚)))))松川くん
一生ついて行きます。#chibalotte pic.twitter.com/BcyyiquBkR— Maya⚾ただのロッテファン ︎ ⇝ 5/6.5/8 (@Maya_CLM0330) April 12, 2022