北海道知事【イケメンリーダー】鈴木直道のスマートではない経歴！実は超苦労人だった！

鈴木直道北海道知事のプロフィール

国にも答えがない、だから決断した　鈴木直道知事の選択 https://t.co/81GjxYRj9C

— 朝日新聞(asahi shimbun） (@asahi) August 20, 2020

スマートなイケメンリーダーの鈴木直道北海道知事ですが、そのプロフィールや経歴はスマートとは言えない超・苦労人で、努力なしでは成り得ない人物でした。

鈴木直道北海道知事は高卒で公務員に？

埼玉県立三郷高校在学中に両親が離婚し、姉は大学を辞めて就職、弟の直道さんは引越業やスーパーでのアルバイトをしながら家計を支え、経済的理由から大学進学を断念します。

そして、高校卒業後の就職先を考えた時、行政に助けられた経験もあり、学歴に左右されない安定した職業として公務員を選択し、東京都職員採用試験に合格、東京都職員になります。

大学進学は社会人になってから

確かにプロフィールの最終学歴は法政大学なのに、経歴は高校卒業年に都庁入庁となっているので、あれ？どうした？と思いますよね。

8月3日(土)に行われた法政大学校友会、北海道校友会の校友の集いに参加しました。当日の校友の集いでは公務のため出席できなかった鈴木直道北海道知事からのビデオメッセージが公開されました。 pic.twitter.com/9T7T9LEndv

— かわやん (@Kawayan1977) August 5, 2019

家庭の経済的理由から大学への進学を断念した鈴木直道さんですが、諦めたわけではなく入庁して1年後、法政大学の第二部という夜間学部に合格し、大学入学という夢を果たしています。

画像提供：鈴木直道公式サイト

ボクシングでは主将を務め、国体代表選考でフェザー級準優勝という好成績まで残す強者でした。

鈴木直道北海道知事のちょっと複雑な経歴

仕事と学業を両立させ、4年間で無事卒業を迎えた鈴木直道さんは、順調に東京都衛生局等の職場で仕事に専念していました。

財政再生団体・夕張市への派遣

無事大学も卒業し、都庁の職員として働いていた鈴木直道さんは、東京都の職員でありながら、北海道夕張市に派遣されるという不思議な構図で夕張市の実情を知ることになります。

当時、財政再建団体になってしまっていた夕張市を支援し、その財政破綻の影響を職員に実感させようという猪瀬東京都副知事の発案で、夕張市に人材を派遣することになり、その人選に入ったのが鈴木直道さんでした。

夕張市では医療保険事務を担当し尽力、その大変な現状に当初の任期を1年延長してもらい、その職務に当たりました。

夕張市全世帯対象のアンケート調査

「夕張市の再生計画には夕張市民の世論を反映するべき」と考えた鈴木直道さんは、「夕張再生市民アンケート実行委員会」を設立します。

調査実績を持つ北海道学園大学の学生ボランティアに参加を呼びかけ、全世帯の26％に相当する1661世帯から回答を得て、総務省にて渡辺総務副大臣に夕張市財政再生案の報告書を提出し、「除雪体制の見直し」「老朽化した市立診療所の改善」等を盛り込んだ夕張市の財政再生計画が始まることになります。

夕張市長就任

現北海道知事の鈴木直道氏
(38歳：全国最年少)

2011年に東京都庁職員から夕張市長選に立候補を決断した時
背中を押してくれた言葉
(本人談)

お金を失うことは小さく失うことだが
名誉を失うことは大きく失うことだ。
しかし
勇気を失うことはすべてを失うことだ。
by ウィンストン・チャーチル pic.twitter.com/RkXfdMIlXM

— ラッキー@しんどい君へ (@lucky__cocky) November 30, 2019

夕張市派遣時代、夕張市のために尽力したその姿が夕張市民の心に響き、派遣を終えて都庁に戻る際には、幸福の黄色いハンカチを振る多くの夕張市民が市役所前で別れを惜しんだそうです。

そして、都庁職員として『内閣府地域主権戦略室』に出向するのですが、猪瀬副知事、藤倉肇夕張市長に推され、夕張市行政参与に就任します。

その後、夕張市の市民グループ「夕張市長選挙を通じ夕張市の未来を考える有志」の呼びかけ人の荒舘康治さんが、鈴木直道さんに夕張市長選に出馬してほしいと要請し、石原慎太郎東京都知事、猪瀬副知事ともに立候補に賛意を示したので、東京都職員を退職し夕張市に転居して無所属で出馬します。

新人対決だった市長選は、「自民」「公明」「みんな」の3党の推薦を受けた元衆議院議員・飯島夕雁氏、実業家の羽柴誠三秀吉氏他の立候補者を破り、初当選を果たしたのは市長就任最年少の30歳1ヶ月でした。

人望も厚く、次期2015年にも夕張市長に再選しています。

鈴木直道北海道知事就任

現職だったの高橋はるみ北海道知事が国政進出のため人気満了で退職することになり、無所属で出馬表明をした鈴木直道さんは、元衆議院議員の石川知裕氏を破り、初当選を果たします。

38歳だった鈴木直道さんは、都道府県知事最年少での知事就任でした。

〈高校に通いながら引っ越し業者やスーパーの品出しのアルバイトで家計を支えた。（略）法政大学法学部の夜学に入学。都庁（昼）、大学（夜）、部活（深夜）という超多忙生活をこなす20代前半で心身は鍛えられた〉

鈴木直道北海道知事は小泉進次郎を超える政治家になるかhttps://t.co/aP9FdTSMNo

— 文藝春秋digital｜教養メディア (@gekkan_bunshun) December 29, 2019

「次期首相になって欲しいのは誰？」アンケート

1位　石破茂
2位　吉村洋文
3位　安倍晋三
4位　河野太郎
5位　小池百合子
6位　岸田文雄
7位　山本太郎
8位　鈴木直道
8位　菅義偉
10位 小泉進次郎

れいわ新選組山本太郎代表、選択肢外ながら7位に選ばれた模様です！
https://t.co/OXVfsC8Nec

— れいわ新選組🐾若者勝手連 (@reiwawakamono) August 28, 2020

まとめ

政界のイケメンは小泉進次郎氏から鈴木直道北海道知事に引き継がれた、と言われ、今後の政策面での行動力に期待がかかっていますが、「できない理由を探さない男」鈴木直道北海道知事は、可能性に目を向けて邁進中で、これからの活動に目が離せないでしょう。