2019年12月30日にTBS系列の「プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達」にかつて中日ドラゴンズで活躍していた若松駿太選手が出演されます。
若松駿太選手といえば2015年シーズンに初の二桁勝利を挙げ、将来有望と期待された若手投手です。
なのに、非常にも2018年10月をもって、僅か23歳という若さで戦力外通告を受けてしまいました。
その後、NPB復帰を目指しているそうですが、現在はどうしているのか?そして戦力外になった理由は何なのか?など気になる点が多いです。
今回はそんな若松駿太選手の現在と戦力外の理由を探っていきます。
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若松駿太選手の現在
元中日右腕・若松、来季もBC栃木で現役続行と球団が発表 今季13勝でリーグV貢献 https://t.co/lYZd3XQKul #若松駿太 #現役続行 #栃木ゴールデンブレーブス #中日ドラゴンズ
— tr3 (☆) (@tr318) December 25, 2019
若松選手は、現在、プロ野球独立リーグの栃木ゴールデンブレーブスに所属して、NPB復帰を目指しています。
BC栃木といえば、あの元巨人の村田修一選手も所属していたことで有名ですね。
若松選手も、昨年中日から戦力外通告を受けてから、BC栃木にお世話になっていました。
昨年中日を戦力外になったBC栃木の若松駿太投手が2年連続でトライアウトに挑戦した。
元チームメートの亀沢に四球、杉山を一邪飛など、無安打で3人を投げ抜いた。「前回は悔いが残ったが、今日は1球1球、腕を振って直球を投げられた。悔いなくやれた」。
今季は独立リーグBC・栃木で21試合13勝5敗、防御率2・53と結果を残した。「野球をやる限りはNPBを目指す」と、2年ぶりの復帰への朗報を待つ。
そして昨年に続いて、2年連続でトライアウトに挑戦するも、NPBのどの球団からも声はかからなかった為、本意ではないですが結局2020年もBC栃木との契約を更新しました。
【2020シーズン選手契約更新のお知らせ】#栃木ゴールデンブレーブス では下記の選手と2020シーズン契約更新に合意しましたのでお知らせ致します。
■#齋藤誠哉(さいとう せいや) 投手 背番号26
■#若松駿太(わかまつ しゅんた) 投手 背番号61https://t.co/oxxgUEfcD8 pic.twitter.com/EQcNM92Uk8— 栃木ゴールデンブレーブス(公式) (@tochigi_gb) December 25, 2019
若松駿太選手のプロフィール
中日戦力外後にプロポーズ BC栃木・若松駿太の1年間 沙苗を必ずプロ野球選手の妻に――(スポニチアネックス)- Yahoo!ニュース https://t.co/u6H6xNEPTT
昨季中日を戦力外となり、今季BC栃木でプレーした若松駿太投手(24)が、TBS特番「プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達」に出演する。 pic.twitter.com/yGNjrAxfAX
— のもとけ (@gnomotoke) December 30, 2019
名前 | 若松駿太(わかまつしゅんた) |
生年月日 | 1995年2月28日(23歳) |
身長 | 180 cm 75㎏ |
血液型 | AB型 |
出身地 | 福岡県久留米市 |
職業 | 元プロ野球選手 |
ポジション 利き腕 | 投手 右投右打 |
プロ入り | 2012年 ドラフト7位 |
出身高校 | 祐誠高等学校 |
若松駿太選手の経歴
若松選手のプロ野球での実績は、新人としてプロ入り後、着実に結果を残していたことで知られています。
- 2012年、ドラフト7位で中日ドラゴンズに入団
- 2014年、1軍デビュー
- 2015年、10勝4敗 防御率2.12で初の二桁勝利を達成
- 2016年、7勝8敗 防御率は4.06の結果を残す
- 2017年、僅か7試合の登板で1勝4敗
- 2018年、1軍での試合登板が無く、2軍戦でも1勝1敗、防御率6.04
- 2018年10月、戦力外通告を受ける
- 2018年12月6日、BC栃木へ入団
経歴を見ると分かる通り、若松選手は、まだ23歳と若いにもかかわらず、2015年に10勝を上げるなどした期待の若手新人だったのです。
なのに2018年に戦力外通告を受けた時は、本人も『思っちゃいけないけど、いや俺なの?』と、テレビのドキュメンタリーで正直に胸の内を告白していました。
まだまだ成長が見込める投手だっただけに、本人もファンも非常な通告に驚きを隠せませんでした。
若松駿太選手の戦力外の理由
ここで気になるのは若松駿太選手の戦力外の理由です。
普通ならば、若くて実績のある投手は、普通出しません。それなのに戦力外にした理由や、他球団から声が掛からなかった理由があるはずです。
その辺を探っていきます。
球速の衰え
一番はストレートの球速が急激に落ちたことが原因だと指摘されています。
若松選手は体型的には立派なんですが、ストレートの速度が130キロ台中盤と、決して速球とは言えないスピードです。
プロに入ってから、2015年頃までは140キロ台中盤を投げていたのですが、2016年頃から球速が落ち始め、2018年には140キロも届かないほどに球速が落ちてしまいます。
その後何度も球速を取り戻そうとフォームの改善などに取り組みますが、なかなか球速は戻りませんでした。
新人時代に若松選手を絶賛した谷繁元監督も、2017年シーズンには「球速が落ちたことが1つの原因」と語っていました。
今回の合同トライアウトでも、最速134㎞と、全盛期には程遠い球速に留まったことで、他球団からも声が掛からなかったと思われます。
自己管理能力の欠如
戻らない球速には原因があるはずです。
1つは自己管理の甘さが指摘れされています。
若松選手は画像を見て分かるように、でっぷりとしたお腹が特徴です。これは普段の日常生活からの不摂生が原因と言われています。
見かねた球団関係者が、若松選手が高卒5年目となる時期に、独身寮「昇竜館」を退寮するよう勧めました。これは若松選手の自己管理能力に期待したものでした。
しかし、大きなお腹は凹むどころか、むしろ大きくなってしまいました。
これが原因で、球団関係者だけでなくファンにも、若松選手の自己管理の甘さを露呈することになったのです。
素行不良も原因か?
2017年シーズンの4月22日に試合のことです。
首脳陣からは、事前に直球で攻めるように指示が出ていたのですが、若松選手は指示を聞かずに変化球主体で攻めましたが、最悪の7失点という結果になりました。
この結果に、当時の森元監督からは「1回に(大量)失点するのは野手に申し訳ない。投手として情けない。先発ピッチャーとして失格」と一喝。
友利コーチも「真っすぐでいけと口酸っぱく言っているのに、変化球を投げてつかまる。全てを台無しにした。やるなと言っていることをやるということは(1軍で)一緒にやりたくないということでしょ」と一刀両断しました。
事実、これを機に出場選手登録を抹消されます。
そのシーズンは、終盤に復帰を果たしますが、実質それが1軍での最後の登板となってしまいました。
これに加えて1軍から2軍落ちした時に、若松選手の不貞腐れた態度は、首脳陣も問題視したはずです。
更に2017年、2018年と結果を残せなかったことや、戻らない球速の遅さが、戦力外の決定打となりました。
事実、今年の合同トライアウトでも球速は戻ってないですし、プロに戻っても活躍できるかどうかは、スカウトの目には怪しかったのだと思います。
戦力外通告後に結婚という大きな決断
戦力外通告を受けた若松選手ですが、意外にもそのあとに結婚という大きな決断を下しています。
お相手は、元中日ドラゴンズのチアリーディング、通称チアドラの沙苗さんです。
沙苗さんは、ファンの間でも可愛いと評判で、結構ショックだった人も多かったとか(笑
どうやら2019年初めから交際していた模様で、今年プロポーズしました。
若松駿太と結婚してたんだ😂知らなかったよー!
今日の戦力外通告見なきゃ https://t.co/D8Jb3ToK3M— ひかる(2y5m👧怪獣さん) (@karuuuupa) December 30, 2019
しかし、年収3600万から年収240万となった若松選手の生活は苦しいはずです。
現在は、スーパーでの買い物も、安売りの日を狙っていく日々がカメラにも映っていました。
しかし、「必ず沙苗をプロ野球の妻にする」そんな強い思いを胸に、若松選手は、今日も頑張って練習しているはずです。