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世界のナベアツ(桂三度)の現在は落語家?落語家としての実績や経歴もまとめ!

桂三度

画像引用元:Twitter

桂三度さんという名前を聞いたことがありますか?

落語家さんというとなかなかテレビでは見かける機会が少ないですが、2008年R-1グランプリで3位になってブレイクした『世界のナベアツ』さんと聞けばその姿は思い出せますよね。

「3の倍数と3が付く数字のときだけアホになる」と言って、スラっとした銀のスーツで一瞬にしてアホになる姿が一世を風靡した『世界のナベアツ』さん。

実は桂三枝(現:六代桂文枝)さんに弟子入りしていたんです。

桂三度という名前をもらい落語家になっていた『世界のナベアツ』さんの現在を追ってみました。

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桂三度・プロフィール

桂三度

高座名 桂三度(かつらさんど)
愛称 ナベアツ、あつむ、ナベちゃん
本名 渡邊 鐘(わたなべ あつむ)
過去名義 ジャリズム・渡辺あつむ、世界のナベアツ
生年月日 1969年8月27日(51歳)
出生地 滋賀県高島郡安曇川町(現・高島市)
血液型 B型
身長 174cm
学歴 京都産業大学経営学部中退
趣味 バイク・パソコン・音楽鑑賞
出身 NSC大阪校10期
同期 ココリコ、シェイクダウン、メッセンジャー
職業 放送作家、落語家

漫才から落語家への転身

芸人として『ジャリズム』というコンビ名で大阪で活動していたナベアツさんは、1998年相方の山下しげのりさんからの申し出で『ジャリズム』を解散することとなり、ピン芸人として活動しながら放送作家『渡辺鐘』としての仕事も始めています。

R-1グランプリ3位入賞

2004年に『ジャリズム』を再結成させコンビとしての活動を復活させていましたがうまくいかず、地獄の日々から抜け出そうと同時にピンとしての活動を始め、2008年に『世界のナベアツ』として出場したR-1グランプリで3位入賞を果たします。

その時の優勝がなだぎ武さん、2位が芋洗係長で、5位以下には鳥居みゆきさん・土肥ポン太さんなど強敵ばかり。

徳井義実さんや友近さん、博多華丸さんらが決勝に進めなかったというかなりの強豪揃いの年でした。

「3の倍数と3が付く数字のときだけアホになる」

桂三度,世界のナベアツ

インパクトのある芸で一世を風靡し、当時は忙しすぎて宙にふわふわ浮いているようで不安になっていたそうです。

そして気が付いたら、相方は海外旅行に行ったり遊んでばかりなことに気づき憤慨した時に、地に足をつけなければという思いとともに落語への気持ちが強くなっていき、落語の世界に飛び込むことを決心します。

人気芸人の座を捨てての41歳での新しい世界への挑戦。

最初の解散で放送作家への門をたたいた経験があったので、落語という新世界への入門も抵抗はなかったようです。

実は、落語家への転身は10年間あたためていた夢だったそうです。

桂三枝に弟子入り

2011年、師匠として選んだのは同じ吉本興業所属の、6代目桂文枝襲名前(2012年襲名)の桂三枝さんでした。

兄弟子となる人はみな自分より若い人ばかりの中での41歳の弟子入りでしたが、まったく苦にはならなかったと言います。

雑用も覚悟のうえでしたし、ぎっくり腰の僕を気遣って、若い兄弟子たちが重い荷物は持ってくれましたし(笑)。

引用元:週刊女性PRIME(2018年12月18日)

命名:桂三度

桂三度,桂文枝,世界のナベアツ

桂三度・命名の由来

命名はもちろん師匠である桂三枝さんなのですが、今までの弟子の中で一番時間を費やした、というその命名の由来がまた凝っていました。

本来、弟子の名前の発表に会見を開くことはないのですが、桂三度さんは『世界のナベアツ』としての人気もありましたし、構成作家としても名前があったので異例中の異例として会見の場が設けられています。

「まず彼は漫才師としてこの世界に入り、続いて構成作家としても活躍。これが三度目の正直となるようにとの思いを込めて」と説明し「桂三度」の高座名を発表。

「どこかにナベアツの名前を残したいと考えました。三度という字は、渡辺の“渡”という字をバラしたものでもあります。そして、これからの三度三度のご飯がしっかり食べられるように頑張ってもらいたいということで名付けました。食べ物にも恵まれるように、“ら”を取れば“カツサンド”になるようにもなっています。本人はどう思てるかわかりませんけど(笑)、私なりに考えた結果です。今後とも桂三度をよろしくお願いいたします」と笑いも交えて紹介した。

引用元:お笑いナタリー(2011年5月24日)

「3の倍数…」のネタから『桂三』『桂三乗』そして『桂三〇九(さんまるく)』という候補もあったそうですが、すでに二乗という弟子がいるしさんまるくという顔でもないな、と却下されたそうです。

桂三度・2012年デビュー

桂三度

2011年に弟子入りした桂三度さんは、放送作家としての仕事も続けるため生活の拠点を東京においたまま、2012年にデビューを果たします。

一人でやらなければいけないというリスクもあるけれど、それを特権ととらえ創作落語として広げていけたらという強い思いを持ってのデビューでした。

秘書
同年末、放送作家としての活動も休止しています。

2013年桂三度としてR-1に挑戦

2度目の挑戦となったR-1では、またしても3位という結果でした。

ブロックごとの構成で、別のブロックではスギちゃんさんが2位、キンタロー。さんが3位でした。

NHK新人落語大賞を受賞

桂三度,NHK新人落語大賞

2014年、2016年、2017年と3度挑戦してきた『NHK新人落語大賞』に、4度目の挑戦で見事大賞を受賞しています。

すべて決勝まで進出しての敗退で、4度目となった2018年には同点決勝となり決選投票を乗り越えての受賞だったので喜びもひとしおだったでしょう。

「仕事がなくなったから落語の道に進んだと思われたくなかった。本気でやっていることを知ってもらうためにも、落語家としての免許証のようなものが欲しかったんですよね」

引用元:週刊女性PRIME(2018年12月18日)

【NHK新人落語大賞】

NHK主催で行われる、若手のお笑い芸人と落語家の登竜門的コンクールの名称。

ということで、若手とは???ずっと新人???と疑問に思っていたのですが、

プロの落語家で、入門15年未満。東京では二ツ目、大阪では二ツ目または同程度の芸歴有する。

引用元:Wikipedia

とありました。

年齢制限はないようですね。

桂三度の現在は?

「落語が難しくてエライ目に合ってます」

デビュー当時はこんな風に謙遜していましたが、もともとは放送作家としても人気があった人ですから、分野が違い勝手も違うことで戸惑いはあったものの、その創作力を発揮してどんどん新作を発表している桂三度さんです。

まとめ

「3の倍数と3が付く数字のときだけアホになる」のまねをする人であふれていた時代を築いた『世界のナベアツ』さんが桂三度さんとして落語家になって10年経ちました。

41歳という年齢での落語界への挑戦は、とても大変な修行の連続だったと思います。

その修行を積み重ね、今しっかりと地に足をつけて活動している桂三度さんをはじめとする落語界のみなさんが、安心して活躍できる場所が早くつくれるようになるといいですね。

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