神奈川県警の警察官が窃盗容疑者から現金16万円をだまし取ったとして書類送検されました。
法の番人である警察官自ら違法行為を働いたことで、世間ではまた神奈川県警か!とバッシングの声が高まっています。
警察の不祥事は度々聞きますが、神奈川県警は不祥事まみれという噂があったので、いったいどんな不祥事があったのか、調べてみました!
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神奈川県警の不祥事まとめ紹介!
神奈川県警の不祥事はいくつもありますが、特に有名な事件を中心にピックアップして紹介します。
1989年
後にオウム真理教の関連事件と判明した坂本堤弁護士一家殺害事件において、神奈川県警は、現場状況に考慮すべき点がいくつかあったにもかかわらず、単なる失踪・夜逃げと決めつけてしまいました。
このことがオウム問題をエスカレートさせる結果となり、一連のオウム関連事件を発生・長期化にさせたと批判されましたね。
おはようございます☁️🌪😰
1995年の今日は坂本堤弁護士一家殺害事件で夫妻の遺体が発見された日です
奥さんの遺体は屍蝋となっていたとのこと。
この事件は全ての責任をオウムに押し付けられましたが、事件前にTBSが報道機関として失格なことをした。神奈川県警の杜撰な対応はうやむやのままです。— 佐賀県の食いしん坊行政書士江口隆介。事業復活支援金 (@Gyosei_Eguchi) September 5, 2020
1999年
県警警察官による覚醒剤使用事件を警察本部長が握り潰した組織犯罪が発覚したのも有名ですね。
警察の本部長経験者が有罪になったのは国内警察史上初めてで、戦後最悪の警察不祥事と言われるようになりました。
また、警察の不正を告発する立場にある監察官室が、1991年に不祥事を積極的に公表しないよう指示したマニュアルを作成していたことも判明。
神奈川県警の隠ぺい体質が露呈し、大バッシングを受けました。
神奈川県警の現職警部補による覚醒剤使用事件、神奈川県警本部長を筆頭とする隠蔽工作、事件発覚後の警察庁と神奈川県警による素早く厳しい措置。この世紀末3点セットを20年ずらした今なら、関係者は文書を全て処分して、口を揃えて記憶にない、で押し通すでしょうね。https://t.co/EJxpY6qfEK
— ネコには都合が多い (@TryToFollowMe) April 24, 2019
2006年
国内の警察史上初めてとなる、制服を着た現職警察官による公務中の空き巣事件が発覚。
鎌倉警察署巡査長はパトロール中に顔見知りの家に入ったそうですが、相手は以前に相談を受けた学習塾を営む女性で、自宅に無断で入り、現金数万円が入った封筒を盗みました。
警察が自ら担当した事件の被害者の個人情報を悪用するという最低な事件でしたね・・・。
ウィキで見ると同様に神奈川県警の警察官が逮捕された事件が2006年にも⇒2006年 - 日本の警察史上初の、制服を着た現職警察官による公務中の空き巣事件が発覚。パトロール中に顔見知りの家での犯行だった。犯人の鎌倉警察署巡査長は同年12月6日に窃盗で逮捕された
— 宮澤波瑠/通知不具合発生中🔔 (@phosph_Leonida) November 2, 2019
2007年
2006年12月、厚木警察署刑事一課の巡査部長が詐欺事件の被害者から相談を受け、被害者女性が役員を務めるリサイクルショップにて、無理やり抱きつきキスをするなど、わいせつ行為をしたことが発覚。
詐欺事件を相談したら、性犯罪の被害まで受けた女性が可哀想すぎますね・・・。
厚木警察署刑事一課の巡査部長が2006年12月に勤務中、相談を受けていた詐欺事件被害者の女性に、この女性が役員を務めるリサイクルショップにおいて両手で無理やり抱きつきキスをするなどのわいせつ行為をしたことが発覚。県警は強制わいせつの疑いで巡査部長を逮捕した…
国家権力で好き放題— Kobra (@KobrastoneE) February 12, 2012
2010年
警察が公金を不正に流用していたことが発覚。
2003年~2008年で、警察本部の会計担当者が業者に「預ける」経理操作の手法で公金をプールし、総額11億余円が不正流用されたことで、現在公安調査庁調査第一部長を務める前本部長が減給、513人が訓戒・注意を受けました。
神奈川県警と言えば、公金を10億円以上も不正にプールして山分けしたり、暴力団から押収した覚醒剤を刑事が使用したり、交通違反の18歳の少女を警察官が署内でレイプしたりと、悪名高き大阪府警と肩を並べる犯罪集団だけど、今度は警察官が特殊詐欺とは、もはや反社会組織と言っても過言じゃない。
— きっこ (@kikko_no_blog) November 1, 2019
2011年
同年3月、逗子ストーカー殺人事件で、加害者に対し脅迫罪の逮捕状執行の際に、逮捕状に記載された被害女性の結婚後の名字や転居先住所などを2回読み上げたことで、後に被害者の殺害事件に繋がりました。
2000年にストーカー規制法が制定されて11年も経っていた頃ですが、未だに警察のストーカーに対する認識の甘さが露呈した事件とも言えます。
逗子のストーカー殺人事件が酷いな。もはや神奈川県警の行動が殺人幇助レベル
— ISO#Amazing (@iSO0015) November 10, 2012
2012年3月
大和警察署でセクシャル・ハラスメントが発生。
30歳代男性警察官4人が、20歳代の女性警察官をカラオケボックスに呼び出し服を脱ぐことを強要したり、無理やりキスをしたりするなど集団でわいせつな行為をしていたとのこと。
本部警務部は当初、告訴を受けながら事件化は困難として立件を見送る方針だったのですが、読売新聞の報道で暴露され、当日だけで300件の苦情電話が寄せられ、事件化。
事件に直接関与した2人が強要と暴行容疑で逮捕され、起訴猶予処分となり依願退職しました。
警察のモラルの低さが露呈した事件でも有名ですね。
大和警察署集団セクハラは展開がグダグダ。県警本部の「行為が強制的ではない」って説明も頭おかしいし、逮捕も立件もする気ないとかアホ過ぎる。だってさ、警察署内に犯人がいるんだぜ。目の前に犯人いるのに逮捕するまで何日かかるんだよ http://t.co/S3dq0H79KL
— ぽぽ (@popmusicorange) March 30, 2013
2018年
10月5日、伊勢佐木警察署地域第三課長の41歳の男性警部が横浜市中区内の量販店で芳香剤などを万引きした後、呼び止めた警備員を突き飛ばしたとして、事後強盗の容疑で逮捕。
時事◆警察署課長を逮捕=万引き後、警備員突き飛ばす-神奈川県警 https://t.co/VrytGvjLMj 「県警伊勢佐木署地域第3課長の大森正和容疑者(41)=横浜市南区大岡=を逮捕」「お金を使いたくなかった。警察官が捕まるわけにはいかないと思った」※逃げればOKと?
— deepthroat (@gloomynews) October 6, 2018
2019年
10月31日、第一交通機動隊巡査が10月7日午後、同県横須賀市の80代男性の家を訪れ、キャッシュカードの保全措置をすると偽って、男性からキャッシュカード2枚を盗んだとして逮捕されました。巡査は特殊詐欺事件の受け子役をしていたとのこと。
神奈川県警の警官は振り込め詐欺の受け子をし、セコムの警備員は客の物を盗み、トレンドマイクロ社員は客の情報を詐欺集団に売り飛ばしているし、一般人が身を守るためには銃解禁、この道しかない
— 糸色句 (@itoshiki_ku) November 6, 2019
振り込め詐欺の「受け子」役になっていた神奈川県警の巡査を逮捕~ネットの反応「神奈川県警なら納得w 神奈川県警ならそのくらいの副業やってても驚かない」 https://t.co/EDBVHJT8DO
— アノニマス ポスト ニュースとネットの反応 (@anonymous_post2) November 1, 2019
2020年
2020年には1年で10件近くの不祥事が発生しました。
それまでも毎年、神奈川県警の不祥事は増える一方でしたが、この頃から一気に増えたという印象があります。
そして2021~2022年にも神奈川県警の警察による犯罪行為(わいせつ行為、無断盗撮、暴力系犯罪、詐欺罪、横領罪、癒着問題)が次々と発生しています。
ふとWikipediaの「神奈川県警の不祥事」(単独ページあるんだもんなあ)を久し振りに見たら、2019年だけで巡査部長の痴漢、機動隊巡査が特殊詐欺の受け子、警部が公然わいせつ、交番でブラジル人暴行死と、4項目あって流石に笑った。普通、いち組織でそんなに犯罪者出せねえよ。
— 蟹春雅暮 (@QaNiM1S0) January 29, 2020
RT「橋本容疑者はキャンプ中の男子小学生2人に性的暴行を加えたとして、神奈川県警が2度にわたり強制性交容疑で逮捕。昨年11月にはシッター中に男児の体を触ったとして、警視庁が4月に強制わいせつ容疑で逮捕していた」>ええ…日本もミーガン法を導入すべきでは? pic.twitter.com/Vq0lYfrRd4
— えいみ (@amy_tb) May 13, 2020
警察不祥事は神奈川県警だけ?
これまで神奈川県警の不祥事について取り上げましたが、実は不祥事は神奈川県警だけの問題ではありません。
このところ神奈川県警の不祥事に関するニュースを続けて目にしました。うわー、神奈川県警どうしたの?!と思い統計をひっぱってみたところ、懲戒処分者数では特別多いわけではありませんでした。割合ではむしろ少ない方でした。続くと目立つということですかね。 pic.twitter.com/Psidv1RqUf
— 吉川すずめ (@yoshikawasuzume) March 18, 2022
日本の警察はどこも不祥事を抱えており、年々増加傾向にあります。
神奈川県警の場合は、特に最近立て続けに不祥事が発生しているため、目立ってしまったということのようですね。