彗星の如く現れたイケメンスケーターの堀米雄斗の経歴や父親、プロフィールについて緊急調査!
なぜ日本に世界で活躍できるスケーター選手が現れたのか?
端正なマスクと控えめな印象とは対照的なアグレッシブでパーフェクトな技。
その経緯と源泉にも迫ってみたいと思います。
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堀米雄斗さんのプロフィールと経歴
スケートボード男子の堀米雄斗選手が9日、東京都江東区亀戸の香取神社を初詣。スケートボードは東京五輪で初採用された新競技で、堀米選手は出場はもちろん、金メダル獲得も期待されています。#スケートボード#堀米雄斗
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— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) January 9, 2020
名前 | 堀米 雄斗(ほりごめ ゆうと) |
生年月日 | 1999年1月7日 |
身長/体重 | 170cm/55kg |
出身地 | 東京都江東区 |
所属 | XFLAG |
スポンサー | Nike SB, Blind, G-Shock, Venture Trucks, Spitfireなど多数 |
堀米雄斗さんは、元スケボー選手の父親の影響で、小学校1年時からスケボーを始めました。
最初は遊び程度でしたが、どんどんのめり込むようになり、練習時間は、毎日4時間、土日は8時間以上の練習をこなすほどでした。
そこから、みるみるうちに上達して、小学校2年時にはハーフパイプをこなせるようになっています。
中学時代には、海外遠征を積極的に行い、高校生の時には、AJSA(日本スケートボード協会)の大会で2年連続でグランドチャンピオンに輝きます。
そして高校卒業後の2017年には、ブラジル・リオデジャネイロで開かれた世界最大規模のStreet League WORLD TOURにアマチュアとして出場し見事3位に輝きます。
その活躍で、SLSプロ認定を獲得して念願のプロ活動を行えるようになりました。
その後、2017年にプロに転向し、2018年に行われたStreet League WORLD TOURでは、何と日本人初の3戦連続優勝を飾っています。
他にも、2019年には、X-GAMES の大会でも初優勝を獲得するなど、賞金の高さから実力者がこぞって出ると言われるXGamesでも実力を示しました。
XGamesでの優勝は、西村碧莉さん以来の快挙であり、日本人男子としては初の快挙です。
今まで欧米人が強いイメージがあったスケートボードですが、堀米選手は、そんな概念を完全に払拭するような活躍を続けています。
スケートボードは東京五輪でも正式種目に決定しておりますので堀米雄斗から益々目が離せません。
参考
- X Gamesとは、アメリカESPNにより、いろいろな種類のエクストリームスポーツを集め、夏と冬の年2回開催されるスポーツ競技大会のこと。賞金が高く10億以上稼ぐ人もいる。
- SLSとはスケートボードの世界最高峰プロツアー「ストリート・リーグ」(Street League:SLS)のこと
- 東京都江東区出身
- 小学校1年時に父親からスケボーを教わる
- 2014年、2015年にAJSA JAPAN PRO TOURでグランドチャンピオンに輝く
- 2017年、聖心学院高校卒業に単身アメリカに移住
- 2017年、Street League WORLD TOURにアマチュアとして出場
- 2017年、SLSプロ認定を取得
- 2018年、STREET LEAGUE WORLD TOURで日本人初の3連勝達成
- 2019年、XGamesにおいて2度の3位を獲得
堀米雄斗さんの主な戦績
2019
- SLS WORLD CHAMPION SHIP:2位
- INTERNATIONAL SKATEBOARDING OPEN - HENAN 2019:優勝
- X GAMES Minneapolis:優勝
- SLS LOSANGELES: 優勝
- X-GAMES Shanghai:3位
2018
- STREET LEAGUE HUNTINGTON:優勝
- STREET LEAGUE SKATEBOARDING LOS ANGELS :優勝
- DEW TOUR PRO LONG BEACH:優勝
- STREET LEAGUE SKATEBOARDING LONDON :優勝
- X-GAMES :4位入賞
2017
- PHX AM 2017: 2位
- STREET LEAGUE PRO OPEN:3位
- STREET LEAGUE PARIS:3位
- DEW TOUR 2017 ストリート部門:3位
- STREET LEAGUE SKATEBOARDING MUNICH: 2位
- STREET LEAGUE SKATEBOARDING Chicago 3位
- チーム部門BLINDチーム優勝OI STU OPEN 2017:優勝
2016
- TampaAm :4位入賞
2015
- Wild in the Parks :2位
引用 :ムラサキスポーツ 引用 :POLYVALENT
堀米雄斗さんの父親と指導方法
名前 | 堀米亮太(ホリゴメ リョウタ) |
生年月日 | 昭和49年10月11日生まれ(現45歳) |
スケートを始めた年 | 1987年(中学校1年生時から) |
堀米雄斗さんの父親は、堀米亮太さん(ゴメス・ゴメ)と言い、元々自身も熱心なスケボー選手でした。
父親のゴメス選手も、中学1年生時からバナナクラブの板を使ってスケートを始めたのがきっかけで、当時は第2次スケートブームだったようです。
その後、有名スケーターである龍野氏や日沖哲也氏(龍野氏・日沖氏ともに現在も東大島の現役スケーター)に影響を受け、運動神経と気合で滑っていたとのことだそうです。
映像が重要!
スケートボードをする上で映像を残す重要性を強調する同氏。
当時はビデオデッキ2台繋げて再生と録画ボタンを同時に押すなどをしていた。
しかし今はスマホで簡単にとることが出来る。
成功したいなら映像を残すことだそうで、それがきっかけでXGamesアマチュアの招待をもらったケヤキ選手の話題を例に出されていました。
また、雄斗選手と時を越えてコンスト選手などの映像を一緒に見て今でもその凄さを共感できることが何よりゴメスさんにとってはうれしいそうです。
教えるきっかけは直感
ところで何で他に兄弟がいるのに、なぜ雄斗選手にスケートボードをやらせたかと言うと『直感』だそうです。
それも「こいつはろくな奴にならなさそうだから」ということだそう(笑)。
そして出来たばかりの舞浜のパークに毎週日曜次男三男もつれてスケートボードを教えるようになったようです。
何で他にも兄弟がいてユウトにスケートボードをさせたかって言うと。。直感かな?
こいつはロクなヤツにならなそうだから何かやらせた方が良いなって思ってね。(笑)
まぁ、何でも良かったんだよね、例えば空手とかサッカーとかでも。
だけどさ、自分もスケーターだからさ、だったら自分がスケートボードを教えれば良いかなって思ってね。
子供は才能の塊
とはいうものの、はじめは自分がスケボーをしたいということの方が強く、奥様への口実に使っていたという見方の方が正しかったかもしれないようです。
ところが子供が才能の塊だと感じる瞬間があり、そこからは息子優先に変わったそうです。
ゴメスさんは子供を育てることや教えることが面白くて、先を考えるとワクワクしたようです。
基本しかやらせなかった
同世代に比べると雄斗選手は覚えるのが遅かったとのことだそうです。
なぜかというと、ゴメスさんが基本しかやらせなかったからだそうです。
単純に板を乗りこなすことが重要でトリック(技)などは2の次だそうです。
それよりたくさん映像を見てイメージすること。
そこでイメージ出来たときに初めてやればいいと言ってきたようです。
海外スケーターとの交流
小学校5年で海外遠征に連れて行ってもらって海外のスケーターとの交流が始まったようです。
90年代のスターでお父さんからすると神様のような存在であるコンスト氏やマリアーノ氏などと現在帯同することもあることからお父さんは失礼なことがないか気が気でないそうです。
「変にカッコつけるな」「自然に滑ればいい」
父親のゴメスさんがこれだけは気を付けてと言ったことは「変にカッコつけてすべるな」「自然に滑ればいい」ということでした。
また厳しく言ったのは、失敗したり下手だったらカッコ悪いから尻込みするとかはダメというようなことを言われていたそうです。
「怖かったら無理してやる必要がない。一歩手前のやれることをしっかりやるように」と言ったそうです。
そういえば大会の映像を見ると周りは海外のタトゥーだらけの選手の中で真面目そうなノーマルな外見でものすごい演技をするの堀米選手。
ゴメスさんの指導を忠実に守って、外部からの影響を排除して自分の中で戦いを完結させているんだなということが想像にたやすく感じられます。
ゴメスさんが大好きなスケボーを教えることが難しくなったのも、"仕事が忙しくおざなりにできない"という真面目な性格もよく似ているのではと感じます。
強さの秘訣
SLS優勝できました!自分のプロボードで憧れの舞台で自分の滑りができて嬉しかった〜✌️まだまだ課題は、あるのでこれからも頑張ります🔥 pic.twitter.com/pG85IHYY0a
— 堀米雄斗 (@yutohorigome) July 29, 2019
堀米さん自身が、自身の成功の秘訣を語ってくれた動画があります。
動画の中で語っていたのは
"According to Yuto, skating everyday is the key(毎日スケートすることが大事)"
という、自身の信念のような言葉でした。
私は父親であるゴメスさんの教えの通り基本をしっかり身につけたことや内面の強さが彼の強さの秘訣ではと感じました。
まとめ
端正なマスクと控えめな印象とは対照的なアグレッシブでパーフェクトな技には秘めたる堀米雄斗選手の闘志がこめられており、
他の外国人選手を寄せ付けない中身の強さが表れています。
彼のこれまでの経緯と強さの源泉にはお父さんやお父さんの仲間に育てられ、そして競い合う国内外の仲間の存在によって大きく関わっていることもわかりました。
これからも堀米雄斗選手と個性的なお父さんのゴメスさん(亮太さん)には注目していきたいと思います。
東京五輪では大注目です。