最年少で株式上場した杉本宏之の経歴＆プロフィールは？不動産王の年収と資産がすごい！

「年商70億の男」杉本宏之さんは、不動産業界8年目、若干28歳の若さで自社の株式上場を勝ち取った熱血社長です。

年収2,000万円のトップセールスマンの地位を捨て独立し、口座残高10万円台と底をついて倒産危機を迎えたり、自社開発物件の「ワンルームのデザイナーズマンション」を成功させ年収5億円あまりを稼ぎ出したと思えば、リーマン・ショックを受けて自己破産。

それでもめげず、翌月には新規会社を設立し、また成功を収めている『天国と地獄』を味わい続けている杉本宏之さんにスポットを当ててみました。

スポンサーリンク

杉本宏之・プロフィール

藤田さんと2人きりで昼間からDRC。
幸せな一時でした^_^ pic.twitter.com/sYN3A1t1lU

— 杉本宏之 (@sugimotosyla) October 11, 2020

杉本宏之（すぎもとひろゆき）
株式会社シーラホールディングス（旧SYホールディングス）取締役会長

独身貴族ではありますが、実は×2の杉本宏之会長です。

杉本宏之・経歴

シニアテックマンションの販売を開始しました。
テクノロジーの力で多くのアクティブシニアが抱える問題を解決します。
ベッドにはセンサーが付き、24時間見守り体制を完備。全ての電子機器がIOTで繋がり、お部屋にはカメラ付きナースコール、緊急時にはドクターも駆け付けます。ご興味ある方はぜひ！ pic.twitter.com/xmkRXiIEdK

— 杉本宏之 (@sugimotosyla) February 19, 2021

不動産関係の専門学校の1年生の時『宅地建物取引主任者』を取得し、学校を辞めて不動産業界に飛び込んでいます。

1997年：株式会社東光マンションセンター入社

2000年：トップセールスマンに

2001年：株式会社エスグラントコーポレーション設立（社長に就任）

2002年：自社物件販売開始

2004年：『26歳、熱血社長、年商70憶の男（経済界）出版

2005年：業界史上最短、最年少で株式上場

2006年：『1R（ワンルーム）男』（アメーバブックス）出版

2008年：リーマン・ショック発生

2009年：民事再生法適用申請・自己破産

2009年：株式会社SYホールディングス設立

2014年：増資

2014年：『30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由（ダイヤモンド社）出版

2018年：『不動産投資の“すごい”真実』（幻冬舎）出版

2017年：株式会社シーラホールディングス取締役会長（～現任）

2019年：『たとえば、謙虚に愚直なことを継続するという習慣（扶桑社）出版

杉本宏之が億をあやつる男になるまで

想像を絶する人生を送っている杉本宏之さんが就職して億をあやつる男になるまでを、ターニングポイントを交えて紹介したいと思います。

ターニングポイント１

幼少期、父親の経営する不動産会社が倒産し、その後定職に就くことのなかった父親に代わり、パートで生計を立てるべく働き続けた母親。

生活は風呂なしアパートの6畳一間、給食費もままならない生活を送る中、大きな交通事故で足の指が動かなくなるという大ケガを負い、さらに働きづめだった母親が末期の胃がんに侵され他界するという壮絶な少年期を送っています。

生活保護を受け、バイトをしながら奨学金で高校に通っていたある日、定職に就かない父親にバイト代を無心され口論となり、「お前を刺して俺も死ぬ！」と言う父親に左手を刺されてしまったこともありました。

我に返った父親と2人、こんな生活から抜け出さなければいけない、と真剣に将来を考えるようになったそうです。

ターニングポイント2

将来は真面目な会社員になろう、と必死に勉強し補欠で大学に合格はしたものの大学の4年間は長すぎると思い、思いついたのが父親と同じ不動産業。

「時代が悪かった。100年に1度くらいの最悪な状況だったからいけないんだ」という父の言葉を思い出し、それならこれからは上昇するはず！チャンスが来る！と思い、「宅地建物取引主任者」の資格を取るために進路を専門学校へと変更します。

専門学校に入ってからは彼女も出来、バイトの幅も広がり洋服や遊びにも使える普通の生活が過ごせるようになり、勉強はおろそかになっていました。

10月に行われる宅建試験の模擬試験ではクラスの中でビリから2番目。

さすがに反省し猛勉強をした結果、一発合格し資格を取得。

まだ1年生でしたが、資格さえあればいいと就職活動をスタートさせて目に留まったのが不動産会社の求人広告。

「学歴年齢一切不問。完全実力主義。月給30万円以上」

それが最初に入社した株式会社東光マンションセンターでした。

やる気を猛アピールして学校を中退し中途採用してもらったものの、半年間は契約ゼロ。

アポイントを取っても契約には至らず、同行してくれた上司のせいにしながらなんとか踏ん張ってやっと2件の契約が取れたところからは快進撃の始まりです。

ターニングポイント3

年収2,000万のトップセールスマンにのぼりつめたのはわずか22歳の時でした。

大学進学していたらまだ学生だった年齢で、最年少管理職となり恵比寿のマンションに住み、乗るのはベンツのオープンカー。

六本木のキャバクラや銀座の高級クラブに通うという狂った生活を送っていました。

そんな時に「9・11同時多発テロ」が勃発します。

同日、会社の視察旅行でラスベガスに滞在していたので、一歩間違えたら杉本宏之さんも巻き込まれていたかもしれません。

このテロから免れ帰国した杉本宏之さんは、自身が企画するデザイナーズマンションを売りたいという気持ちから会社を設立することを決意します。

こうして、起業家・杉本宏之が誕生します。

エスグラントコーポレーション

会社経営者のTさんから2,400万円の支援を受けスタートした会社ですが、運営方法がダメダメで口座残高10万円台という倒産寸前の危機を迎えたものの、なんとか懇願してTさんからの融資を取り付け、状況を説明したスタッフからも「ここまできたらやるしかないですよ！」と言う言葉とともに支給済のボーナスの返金も受け、一気に団結力を強めて業績を伸ばし売上高7億円という結果を出すまでに成長することができました。

杉本宏之・最短＆最年少で株式上場へ

完全自社開発の「ワンルームのデザイナーズマンション」が即完売となり、社運をかけた新横浜の大型自社開発物件では期初予測を上回る40億円の売り上げが追加されるような勢いを受け、念願だった名古屋証券取引所のセントレックスに上場申請します。

2005年11月16日、上場承認がおりた、と思ったら「姉歯建築士の構造計算書類偽造問題」が勃発し中止連絡が入りますが、すべての物件を調べ上げ問題となる物件がないとする結果報告書を持って主幹事証券会社に直談判し無事承認をとりつけました。

杉本宏之：天国と地獄を味わう

株式上場を果たし上昇気流に乗っていた時にブレーキになったのが2009年に起きた「リーマン・ショック」でした。

しっかりとあおりを受け経営破綻に追い込まれたエスグラントコーポレーションは民事再生法適用申請し自己破産します。

お金がなくなった途端に離れていく人に裏切られた気持ちで打ちひしがれたりしたのですが、意外な社員が味方になってくれたり、力を発揮してくれて、翌月には事業を再開するまでに至ります。

事業再開に手を差し伸べてくれたエスグラント時代の仲間、転職先を辞めて戻ってきてくれた仲間のためにも、エスグラントを超える会社にしようと覚悟を決めたのでした。

数十億というお金が一瞬にして消えていく世界で生き延びていくには、相当の努力と覚悟が必要ですね。

不動産王・杉本宏之の年商と資産

【新着✨】第二弾公開！コロナ禍において日本経済への影響が深刻化する中で「社員への還元」を重視した施策を展開。見事V字回復を遂げた、株式会社シーラホールディングス 取締役会長 杉本宏之氏（@sugimotosyla）にインタビューしてきました。https://t.co/NiQa7ME9CU#パーソルキャリア#dsj

— d’s JOURNAL (ディーズジャーナル / dsj) by パーソルキャリア (@dodadsjHR) October 13, 2020

不動産業界は一般では考えられない単位のお金が動いているのですが、その中で実際に杉本宏之会長の懐に入る金額とはいくらぐらいなのでしょうか。

最初の就職先でトップセールスマンになった頃

株式上場した当時

好調だった2020年

2020年は11月に新オフィスを増設した際には、過去最高の業績を達成することが確実と言っていたので、

と予想します。

まとめ

父親を失業に追いやった不動産業界に殴り込みをかけるようにその世界に飛び込み、見事成功者となった杉本宏之さん。

倒産しかけたり、自己破産したり、とてつもない金額に埋もれ自分を見失ってしまった時期もあったようですが、今は団結した仲間と前進あるのみ！で突き進んでいるようです。

信頼できる仲間は大切な存在ですね。