本日は出口クリスタ選手について注目してみました。
日本生まれの日本育ちの美人柔道家。しかし、選んだのはカナダ代表。
狙うは東京5輪金メダルです。ライバルの存在は?
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経歴
ボーイッシュでかわいいw
出口クリスタ~女子柔道 pic.twitter.com/sCQz5Q5eti
— 癒しの美人アスリート♡ (@iyashi_athlete) September 12, 2019
プロフィール
名前 | 出口 クリスタ |
国籍 | カナダ |
出身地 | 長野県塩尻市 |
生年月日 | 1995年10月29日 |
身長 | 160cm |
階級 | 57kg級 |
私服で街中を歩いていたらとても柔道家とは思えないルックスの持主です。
女子柔道界の滝川クリステルと5年前のミライモンスターで紹介されていました。
日本生まれの日本育ちの彼女が選択したのがカナダ国籍です。
どんな理由があるのでしょうか?
戦績
世界柔道選手権
- 銅 2018 バクー 57kg級
- 金 2019 東京 57kg級
グランドスラム
- 金 2018 パリ 57kg級
- 金 2019 パリ 57kg級
- 金 2019 エカテリンブルグ 57kg級
- 銅 2013 東京 57kg級
世界ジュニア
- 銀 2014 フォートローダーデール 57kg級
- 銅 2013 リュブリャナ 57kg級
世界ジュニア団体
- 金 2013 リュブリャナ 57kg級
- 金 2014 フォートローダーデール 57kg級
引用元:出口クリスタwiki
中学柔道大会では3位を1年と3年の時に取っています。
そして高校のインターハイでは優勝、3位、2位と日本のベスト3以内の常連としてお馴染みになっていました。
ライバルとの切磋琢磨していた情景が今にも目に浮かびます。
今に至る大活躍はやはり本人の努力の賜物だったのでしょう。
強さの秘訣
組み手は右組手で得意技は大外刈りです。
高校までは大内刈りを得意にしていたものの大学に入ってから研究されそこで磨きをかけたのが大内刈りだったようです。
彼女が柔道を始めたのが3歳の頃で、父親の勧める空手ではなく母親の推す柔道を選択したようです。
自らは「キレ、瞬発力」のある柔道と考えているようです。
大学の山部伸敏監督は「この階級ではパワーがあり、下半身を刈る力も長けている」とのコメントをしています。
同級生の月野珠里主将は「組んで投げる正統派。力が強いです。」とのコメントから伝統的な日本の柔道スタイルで
それにプラスアルファとしてパワーが兼ね備えた柔道をすることがわかります。
家族、出身校など
家族
クリスタさんは、日本人の母親、カナダ人の父親テイラーさん、そして妹のケリーさんの4人家族です。
父親トーマステイラーさんは、カナダ出身の英語教師です。3歳年下の妹のケリーさんも柔道家です。
テイラーさんは試合のほとんどをカメラマンとして帯同しているそうです。
祖母の今朝子さんの経営する理容室の常連だった師範のいる誠心館道場にクリスタさんは通うことになります。
出口の父がカメラマンとして畳の外から娘の優勝を見守った。「私の名前はいいよ。主役はクリスタだから」と名前を出すことをかたくなに拒否。本職は英語の教師でカメラは「バイト」とおどけたが、国内の試合はほとんどついていくという。「カナダでも日本でも国籍は関係ない。やるのは柔道だから」と言いながらも、母の日本ではなく自分の母国を選んだことは「ハッピーに決まっているよ」と話していた。
<父:トーマステイラーさん>
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<妹:ケリーさん>
恐らく名字が一緒で、隣同士のベンチに座っているので、どちらかはケリーさんのはず!
明日香先輩誕生日おめでとうございます😆
今年も厳しく指導してください😚 pic.twitter.com/5tN5bG1pkO— 出口クリスタ/Christa Deguchi (@10CMD29) September 10, 2016
クリスタさんの出身校は?
出口さんの中高大学の出身校は、下記になります。
- 塩尻市立丘中学校
- 松商学園高校
- 山梨学院大学
中高は、地元の長野県の学校に通い、大学は隣県の山梨学院大学を選びました。
選んだ理由は、実家のある長野県に近く、且つ柔道の向上が見込める大学ということで選んだのではないでしょうか。
ライバルとの闘い 芳田司選手
松商学園高校時代に全日本ジュニア選手権にて芳田司選手に勝って優勝したが大学ではなかなか良い成績が残せずにいました。
16年の講道館杯でも2回戦で敗れます。
ライバル芳田選手たちとの競争で悩んでいた時、救いの手が差し伸べられました。
それはカナダ代表コーチサーシャ・メーメドビッチからのものでした。
ライバル芳田選手との闘いは続くが、東京五輪にまず出場できるという夢を実現できるためにカナダ国籍取得を決断するにいたりました。
3歳の時はお母さんの勧める柔道を選んだ彼女でしたが、今度はお父さんのバックグラウンドを選択したのです。
芳田ら同世代の選手が世界で結果を残す一方で、自分は16年講道館杯で2回戦敗退。五輪への夢を諦めかけた頃に、カナダ代表コーチからの誘いを受けて岐路に立たされた。
国籍変更――。その選択肢に対し、夢を追う姿を心から応援してくれる家族や日本のコーチがいた。支えてくれる周囲の後押しで2017年1月に決断。全ては「東京五輪で金メダル」という自分の夢をかなえるためだった。
まとめ
日本でも非常に選手層の厚い女子57kg級の戦い、特に来年の東京五輪への選抜には目が離せませんね。
日本の代表選手を応援したいと思っていましたが出口選手だったら個人的には応援してみたいと思います。
そして芳田選手と出口選手が五輪の決勝で対戦をしたら、なんとドラマチックなことでしょうか?
出口クリスタ選手には今後も注目です。