低アルコール焼酎の売れ行きが、右肩上がりだ。
その人気の秘密は一体何だろうか?
今回は、低アルコール焼酎の人気の秘密について調べてみた。
(下に続く)
低アルコール焼酎の特徴
低アルコール焼酎とは、決まった定義はないが、一般的に20度以下のアルコール度数の焼酎のことを指す。
まずは低アルコール焼酎の特徴を挙げてみる。
- 一般的な焼酎と比べて5度ほどアルコール度数が低い(20度)
- 一般的な焼酎と比べて酒税があまりかからず、1~2割安い商品が多い
- アルコールが弱い分、料理の邪魔をしない。
節約志向の強い日本人にとって、大きな人気の理由は、安さが人気の秘密のようだ。しかも、アルコール度数が低いため、どんどん飲めるのも消費者には嬉しい。
好調な低アルコール焼酎の売上げ
小売店全体では、1.8リットルの紙パックの商品で25度の焼酎(乙類)の4~9月の売り上げが前年比2%減だったのに対し、20度の焼酎は10%以上伸びている。
従来の25度は、売り上げが減っているにも関わらず、20度は急激に売り上げを伸ばしているのである。
勿論、売り上げに比例して20度焼酎の出荷も増えている。
有名な「いいちこ」の三和酒類では、全国的に20度の出荷比率も上がっており、900ミリリットルパックのいいちこに限れば、首都圏でも20度の商品の方が売れている。
他に焼酎大手の浜田酒造でも、近畿地方での20度の売れ行きが2倍になっているという。
お勧め低アルコール焼酎
ここからは、特に人気でお勧めの低アルコール焼酎を取り上げていきます。皆さんが気に入る一本が必ずあるはずです!
田苑 麦焼酎 金ラベル
12度という低アルコールにも関わらず、『金ラベル』の特長である樽と大麦の華やかな風味が25度製品と同様にしっかりと感じられる作りになっている。
加えて、事前に仕込み水で割ってあるので、そのまま飲めるのも手軽で嬉しい。しかも自宅で水で割ったのとは違い、滑らかな飲みこごちだ。
大分麦焼酎 なしか!
日本酒で有名な八鹿酒造が手掛けた麦焼酎。すっきりとした口当たりとソフトな香りが特徴です。
オール麦麹原酒をブレンドすることによって、麦本来の旨みと香りを引き立て味のある焼酎に仕上がってます。
一九道(いっこうどう) 19度
2016年春季全国酒類コンクールにおいて、第1位特賞を受賞した一品である一九道。ストレートに飲んでもらうために開発し、甘み・コク・まろやかさ・喉越し全てがベストな状態になっています。
原料は全て球磨産の契約栽培米を使用。直火燗や冷蔵庫で冷やしたものをそのまま飲む冷酎スタイルがお勧め。面倒であればレンジでチン!も結構いけます。
お勧めの飲み方
冷や(ストレート)で楽しむ
低アルコール焼酎なので、わざわざ前割の必要がありません。そのまま冷蔵庫で冷やしてお楽しみ下さい。
元々ストレートで楽しむために開発されていますので、そのままでも十分に美味しく頂けるようになっています。
直火燗で楽しむ
じょか等を使って、「直火」で50度前後までゆっくり温めたものをいただくのが大変おいしい。温めることによって、更に甘味が増すようになっているので、定番の楽しみ方ですね!
手間がかかるという方には、レンジでチンでもOK!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!