人気ゲーム機のスイッチやPS5の在庫が残りわずかと宣伝する偽の販売サイトが問題になっています。
そこで、偽サイトの見分け方や偽サイトに騙されない方法について簡単にまとめてみました。
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偽の販売サイトとは?
インターネット上にはサイトに訪れたユーザーを騙して個人情報や金銭を盗もうとするサイトが存在します。
その中でも実在する人気商品を販売すると表示させておきながら、購入手続きをしたユーザーに商品を送らず、お金やクレジットカードの情報、住所などを騙し取る手口のサイトもあります。
そのようなサイトのことを偽の販売サイトと言います。
偽の販売サイトの種類は?
偽の販売サイトにはいくつかパターンがあります。
こちらで紹介するパターンが全てではありませんが、話題になっている手口をご紹介します。
「残りわずか」と表記する偽サイト
人気ゲーム機のスイッチやPS5などの商品販売と表示させながら、全ての在庫情報には「残りわずか」と記載があります。
消費者庁によると、偽サイトでは「スイッチ」をメーカー希望小売価格とほぼ同額か少し高い値段で表示。「残り3個」などと、在庫がわずかであるかのように装っていた。
引用元:朝日新聞デジタル
例えばこちらの偽サイトはこのように残り3個など、すべての種類の在庫が残りわずかです。
代金は前払いで、注文手続きを進めると個人名の口座に代金を振り込むようメールが送られますが、振り込んでも商品は届きません。
フィッシング詐欺サイト
フィッシング詐欺サイトはかなり有名な手口ですよね。
有名な通販サイトにそっくりな偽サイトを用意し、メールなどでそちらに誘導して個人情報やクレジットカードの番号などを不正収集します。
稀に偽のサイトが本物のほうより、検索順位上位に表示されることもあり、そちらで引っかかってしまう人もいますね。。
偽サイトの見分け方まとめ!
いっけんしっかりしていそうな通販サイトだったり、本物そっくりのサイトだったりするとなかなか偽サイトだと見抜きにくいですよね・・
偽サイトに騙されないためのポイントをいくつか紹介します。
会社概要や販売者の情報をチェック
オリジナルの偽販売サイトは、商品の表示画面はそれらしく装っていますが、会社概要や販売者情報は記載がなかったり、疎かにしている場合が多いです。
その通販サイトを運営する会社の情報がほとんど記載されていない場合、怪しい偽の販売サイトである可能性が非常に高いです。
ただ、たまにそういうところまでしっかり作りこんでいる偽の販売サイトもありますので、会社情報を確認して、知らない会社ならその会社がどんな会社か、ネットで調べてみると良いでしょう。
大手販売サイトやよく知っている通販サイトで購入
残りわずかと表示のある通販サイトを見つけても慌てて購入せず、普段よく知っている通販サイトで在庫があるかチェックしてみましょう。
在庫があれば、日頃から利用している通販サイトで購入することをおすすめします。
もし、そちらでも在庫情報が良く分からなかった場合は、実際の店舗や販売店に電話やメールで在庫の問合せをしてみると良いですね。
サイトのURLが本物か確認
この方法は、主にフィッシングサイトに用いるチェック方法です。
普段からよく利用しているサイトはブックマークなど、アドレスを控えておきましょう。
そのサイトからメールに連絡があった際は、メール内のURLから該当サイトにアクセスせず、自分のブックマークからアクセスするようにしましょう。
また、オリジナルの偽の販売サイトなら、URLの左端に「鍵マーク」がついていないことが多いです。
或いは「https://」で始まらないサイトも通信暗号化がされていないので、怪しいサイトの可能性が高いですね。
販売サイトではなく、個人が趣味で運営するサイトなら鍵マークがなかったり、「https://」で始まらない場合はある
他にもURLの終わりが「.top」「.xyz」「.bid」など普段滅多に見ない終わり方をしているサイトも怪しいサイトの場合が多いので注意しましょう。