「サクラ大戦シリーズ」のスマートフォン向けアプリゲーム「サクラ革命 ~華咲く乙女たち~」、通称「サクラ革命」が2020年12月15日に配信されました。
しかし、既存ファンの期待を裏切る数々の問題で爆死・・と言われる中、内部事情が暴露され、さらに炎上しています。
未だに炎上が続く内部事情とは!?馬場英雄さんが叩かれる理由についても詳しくまとめて紹介します。
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サクラ革命の問題点
今回の炎上について説明するには順を追ってまとめる必要があるので、まずは今回発売されたスマホゲーム「サクラ革命」の問題点を軽く紹介します。
- ガチャにて最高レアリティ―のキャラが出にくい(ガチャはキャラと装備の共通)
- アイテムを消費して育成する方式だが、アイテム入手が困難で手間が掛かる
- オート周回ができない
- サクラ大戦シリーズの続編と称しながら、過去キャラは登場しない
- 2Dから3Dになったことで、一部ファンからキャラクターがブスだと不評
- 過去に上記同様の理由で炎上したゲーム「FGO」の製作会社が作ったことで、また同じ問題を引き起こした(UI&ゲームシステム問題など)
- 販促時に匂わせていたゲーム内容と実際のゲームが違う(最初は『Project B.L.A.C.K.』という企画で、BLACK達と青ヶ島のヒロイン2人をメインに宣伝していたが、実際のゲームでは上記キャラは1人も登場しない)
参考までに実際のレビューも一部抜粋します。
ここまでなら、ユーザー満足度の低いゲームだから炎上したで話は済むのですが・・
問題は上記レビューにも名前が出ている馬場英雄さんが、ゲーム製作に関わっていたのではないかというのが、第2の炎上に繋がっています。
馬場英雄って誰?「テイルズ オブ」炎上とは!
ではここで、馬場英雄とはいったい誰なのか?について過去の出来事も含め、まとめて紹介します。
馬場英雄のプロフィール
- 名前:馬場 英雄(ばば ひでお)
- 職業:ゲームクリエイター
- 経歴:2001年 バンダイナムコエンターテインメントにキャリア採用で入社
- 製作に関わった作品:デス バイ ディグリーズ、テイルズ オブシリーズ
特に2004年から関わった「テイルズ オブ」シリーズは実に10年以上もプロデューサーとしてゲーム製作に関わってきました。
「テイルズ オブ」は人気ゲームシリーズの1つとして有名で、アニメ化もしたバンダイナムコの代表作の1つでもあります。
「テイルズオブゼスティリア」炎上騒動まとめ
これだけ見れば馬場英雄さんが敏腕プロデューサーであることは疑う余地がないはずですが・・
悲劇は2015年1月22日発売の「テイルズ オブ ゼスティリア」から始まりました。
このゲームの発売前後における出来事を簡単にまとめますと
- アリーシャ、ロゼのヒロイン騒動を発端とした前情報と実際のゲーム内容の乖離や設定の矛盾。
- ゲームとしてのクオリティも著しく低く、戦闘面、システム面などストーリー以外の不満も続出。
- DLCに見られる追加コスチュームから発生した問題や追加ストーリー発表のタイミングと販売経緯。
- 馬場英雄プロデューサー(以降馬場P)の企業やユーザーを蔑ろにする、数々の整合性が取れていない各イベントやメディアでの発言。
引用元:ニコニコ大百科
そこで、そもそも何故ここまでゲーム内容が変わってしまったのかについて、
馬場英雄氏がお気に入りの声優のキャラクターをヒロインにさせるために、途中でゲーム内容を変えてしまった。馬場英雄氏はテイルズオブを私物化した。
という噂が立ったのです。
これについて馬場英雄さん本人は当然
「好きな声優のためにシナリオをねじ曲げたという事実はない」
否定していますが、その声優さんがゲームファンに謝罪するという事態にまで発展した中、馬場英雄さんの言葉を純粋に信じるユーザーはほとんどいませんでした。
サクラ革命の闇発覚でさらに炎上
さて、ここで前半のサクラ革命の話に戻ります。
サクラ革命の問題点は上記で紹介した通りですが・・
2021年3月6日、YouTuberとして活動しているナカイドさんのチャンネル「ナカイドのゲーム情報チャンネル」にて衝撃的な事実が暴露されます。
詳細はこちらの動画でナカイドさんが語っていますが。。
簡単に言うと
- サクラ革命の製作会社ディライトワークス株式会社(通称:DW)に2020年1月から馬場英雄氏がサクラ革命の責任プロデューサーとして現れた。
- Vtuberの声優起用などが開発側に相談もなく、馬場英雄氏をはじめとしたプロデューサー陣にて決定される
- 事前登録30万人達成時の約束だったVtuberの3Dモデリングはスケジュール上無理なので当分未実装
- 馬場英雄氏が設定した売上(最低限6億円/月)ノルマは根拠なくFGOと同レベルで、現場もユーザーも負担が大きい作りになっている。(炎上したとはいえFGOは人気コンテンツとして有名)
- 開発が間に合わないため、当面のイベントにおいて特別イベントや新キャラの実装予定もない
などという内部事情をディライトの現場社員がナカイドさんにリークしたそうです。
まさかの内部リークであることも驚きですが、リークするに至った理由が、
- 2020年1月から会社に入ってきた馬場英雄氏は、ゲーム開発の開発本部長に就任しているが、責任のある決定に関しては一切行動を起こさず、現場に投げて済むレベルの判断のみを行い、様々な問題を先送りにしている。
- そのため、現場スタッフ間でも不満が溜まっており、社員がここ半年で急激に辞めて行った。
- 社内で声を上げても、過去にもみ消された経緯があるためリークするに至った
とのこと。。
ナカイドさんはこのリークを多方面で情報精査し、物証を含め信頼できる情報だと確信したため、動画公開に踏み切ったそうです。
因みに社員の激減については、数字としても確認が取れます。
去年1月から今年にかけて、DW社員の1/4が減ってる…。
テイルズの馬場英雄が要因の一つとしてあるならゼスティリア以上の破壊をしでかしたことになるし、
関係なくても、コロナの打撃がごく少ないゲーム業界で、しかもFGOの他にサクラ革命まで手を広げての社員減少は絶句する。
大丈夫かこれ……。 pic.twitter.com/3bczUHfSAu— じょん・どぅ (@johndoegonbei11) March 7, 2021
1年で社員が1/4も減るからには、何かあったと考えるのが妥当ではないでしょうか。
2020年は新型ウイルスのこともあり、多くの業界が打撃を受けていますが、逆にその状況だからこそ好調だった業界もあります。
ゲーム業界がまさにそうなんですよね。
そのため、新型ウイルスの影響で社員が減ったとは考えにくく、益々上記の内部リークが、信ぴょう性があるように思えます。。
サクラ革命炎上理由のポイント
では、ここで問題となっているのはいったい何なのでしょうか?
ポイントでまとめました。
- 馬場英雄氏がゲーム製作に関わっているのなら、ゲームクレジットに名前を記載しないのはユーザーを騙す、裏切り行為に該当するとユーザーは認識
- 過去に作品関係で問題を起こした馬場英雄氏が関わったことで、人気シリーズ「サクラ大戦」の続編にあたるサクラ革命のゲームとしての質が落ちたのなら、ゲームファンとして到底許せるものではない
- 馬場英雄氏の過去を知った上で起用し、しかもそのことをユーザーに隠したディライトワークスは信頼に値しない。
※ディライトワークスは以前にFGOでシステム問題などで炎上した過去も有り
因みに馬場英雄さんとディライトワークスの言い分として、
- 馬場英雄氏の名前を記載することで、ゲームが売れなくなることを憂慮した
- ゲームが成功すれば、もしかしたらクレジットに追記されたかも知れない
というのはあるのかも知れませんが。。
現にサクラ革命は大失敗になりかけていますし。。
どっちにせよ、今回の話は馬場英雄さんがゲーム製作現場に混乱と不満をもたらした結果、ゲームファンを失望させる結果になったのでは?という点で、「テイルズオブ」炎上を覚えているユーザーにとっては、絶対許せない!・・という状況になってしまったのかも知れませんね。。。