元大相撲の横綱若乃花である花田勝さんは2000年に現役引退しました。
引退後は後進の育成に専念すると発言したのですが、引退して間もない頃の2000年12月18日に突如日本相撲協会を退職しました。
それからの花田勝さんの活動や現在の仕事と収入源、兄弟との不仲問題についてまとめました。
スポンサーリンク
横綱若乃花(花田勝)の経歴
この投稿をInstagramで見る
- 本名:花田 勝(はなだ まさる)
- 生年月日:1971年1月20日
- 出身:東京都中野区
- 身長:180cm
- 貴ノ花利彰の長男
- 母親は藤田紀子
- 弟は貴乃花光司 (元貴乃花親方)
- 伯父は若乃花幹士
現役時代
小さい頃は将来野球選手になりたいと思っていたのですが、両親から角界に入る弟を守る防波堤になるよう迫られ、力士を目指すようになりました。
1988年3月に四股名若花田として初土俵し、以降は華々しく活躍するも怪我による不調が原因で2000年に現役を引退しました。
引退後の現在の仕事①タレント業
引退後は日本相撲協会も退職し、タレント・スポーツキャスターとして活動しながらバラエティ番組にも積極的に出演するようになりました。
出演番組
- ウラネタ芸能ワイド 週刊えみぃSHOW
- ぐるぐるナインティナイン
- 土曜スペシャル(テレビ東京)
- SPORTSウォッチャー
- 花田虎上のチバテレ!YAGURA
- AbemaTV大相撲LIVE など
タレント業の他にも、コラムの執筆や日刊スポーツの評論家など幅広く活動しています。
花田虎上に改名
花田勝さんは本名でタレント業をしていたのですが、2011年4月9日、風水建築デザイナー直居由美里氏のアドバイスで「花田虎上」(はなだまさる)に芸名を改名し、現在は花田虎上として活動しています。
現在の嫁がマネージャー
花田虎上(花田勝)さんは2007年10月2日に前妻でタレントの花田美恵子さんと5年間の別居の末、離婚しました。
その後、2008年12月12日に大阪府出身で9歳年下の元幼稚園教諭の女性と再婚しました。それが現在の嫁です。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
引退後の現在の仕事②実業家
花田虎上(花田勝)さんのもう一つの仕事は実業家です。
2002年、ドリームアーク社を設立して代表取締役会長に就任してから全国に店舗を展開する飲食店にてプロデュースを行っていました。
手がけた事業
- 「Chanko Dining 若」
- 「うどんダイニング若」
- 「&kitchen」
- 「Onii Chan and Kitchen(おにいちゃん&キッチン)」
- 「わかどん」
- 「ちゃんこうどん」
しかし、経営不振となり2008年11月に保有していた株式を経営陣に売却し、代表取締役会長を退任しました。
花田虎上さんは経営から退きましたが、同社は2010年5月6日に自己破産を申請しました。
花田虎上さんは2012年に、今度は個室居酒屋業界大手のアンドモワ株式会社で「若の台所」「赤鶏御殿」、ラーメン屋「若のらーめん」をプロデュースしましたが、こちらも次々と閉店し、アンドモワ株式会社は2022年3月に自己破産を申請しています。
これらの経緯から、花田虎上さんは実業家として事業にも手掛けてはいるものの、なかなか継続できず、あまり上手く行っていないとも言えます。
現在の収入源は?
手がけた事業が次々と破産に追い込まれてはいますが、花田虎上さんは相変わらず羽振りが良いというか、かなり良い暮らしをしている様子が窺えます。
花田虎上さんは千葉県豊津市に一軒家を建てて嫁と娘2人の4人で暮らしていますが、その一軒家がまた豪邸なのです。
花田虎上さんの自宅
- 3LDKの一軒家
- 土地代1600万円
- 建物6500万円
若乃花ブログ;富津市ではまだ5000軒以上が停電しています。南部の広い範囲で被害がある為、あまりクローズアップされない富津市ですが、完全復旧まではまだあと一週間。
花田虎上『おはようございます』
⇒ https://t.co/P1hrLp15ri #アメブロ @ameba_officialさんから— taiyonomegami (@himawaritolave4) September 18, 2019
有名人にしてはそこまで高い値段ではないものの、それでも一般人には手の届かない金額です。
維持費も考慮するとかなりの資産か収入がないととても建てられないと思うのですが・・・。
まず、資産については横綱時代の相撲取りとしての収入に加え、グッズ売り上げからの収益で億越えの資産を築いたとの噂です。
横綱の基本給は300万円ですが、各種手当や賞金などの金額を合わせると1億円以上稼ぐことも夢ではありません。
現役時代の収入だけでも、億越えの資産を築いたというのは本当かもしれません。
引退後は実業家として収入を得ていたと思うのですが、事業の方は最終的に自己破産してしまったので、大した収益は残っていないでしょう。
タレント業は細々とではありますが、それなりに上手く行っているようなので、現在の収入は現役時代に築いた資産の運用とタレント業による収入の両方と考えられます。
この投稿をInstagramで見る
弟・貴乃花と不仲の真相
花田虎上さんと弟・貴乃花光司さんとの不仲は有名な話です。
花田虎上さんと貴乃花光司さんは最初から不仲だったわけではありません。
元々、兄弟仲は大変良好で、
- 「俺の後ろを常について来て、かわいいの。父と母には腹が立ってムカついてるから。僕の救いは弟だけだった。この子がいれば生きていける、って思って」と語った
- 力士になるつもりはなかったが、弟を守る壁になってほしいと両親に迫られ、力士になるくらい弟を溺愛していた
と言われるほどでした。
2人が角界に入ってからも、花田虎上さんはずっと弟を気にかけていました。
そんな2人の仲に亀裂が入ったのは、1995年に行われた史上初の兄弟優勝決定戦の時だったと言います。
そもそも、元親方と花田氏の確執は、両者が現役時代の頃からあったとされる。1995年の九州場所、史上初の兄弟優勝決定戦がきっかけで兄弟仲が悪化したと報じられた。貴乃花が若乃花(当時)に敗北した“疑惑の一番”が確執の原因とも言われた。
他にも不仲の要因については憶測が多数流れているが、表面化したのは1998年の“貴乃花洗脳騒動”である。「整体師に洗脳されている」などと若乃花が口外し、不仲が明らかになったのだ。また2005年、父であり2人の親方でもある花田満氏が死去した際には、喪主の座や遺骨の管理を巡って大騒動があった。さらにその後は、莫大な遺産相続をめぐる“ドロ沼劇”を展開。“日本一の兄弟”は修復不可能な状態に発展し、“犬猿の仲”の代名詞となってしまった。
引用元:リアルライブ
しかし、これといった決定的な事件があったわけではなく、不仲になるまでにいろいろな積み重ねがあったそうです。
仲たがいの原因について「一つや二つではない」とだけ答えた。また、「兄弟だけど、育てられ方が違う」と複雑な家庭事情だったことも打ち明けた。今後の兄弟仲については「結末は分からない」とした。
引用元:東スポ
花田虎上さんは不仲になるまでに、弟への不満を我慢していたそうです。
溺愛していても不満はあったそうですが、それでも仲良くやっていた時は気にならなかったのでしょう。
整体師に洗脳されているという話がどこまで本当なのかは不明ですが、兄弟の間に第三者が入ったことで、不仲は決定的なものになったように見えます。
不仲がうわさされる弟で元横綱貴乃花の花田光司氏(48)についても言及し、「今は連絡取ってないです」とキッパリ。「私自身けんかをしたことはない」と断りつつも、黒柳から「もし電話かかってきたら出る?」と尋ねられると「そうですね…」と言葉を濁し、「今幸せなので、静かにこのまま時が流れるのを待ってます」とやんわり拒絶した。
引用元:中日スポーツ