まだ捜査が継続中の田口翔容疑者ですが、不幸な幼少期が原因でいくつも罪を犯してきたことが判明しました。
今回は、田口翔容疑者の生い立ちと人柄に纏わるエピソードをまとめて紹介します。
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田口翔容疑者の生い立ち①小学校6年生で父親離婚
別記事で田口翔容疑者は母子家庭で、離婚か死別かは不明と言いましたが、父親の姿が見えなくなったのは、田口翔容疑者が小学校6年生の頃だという新たな情報が入りました。
小学校時代の同級生によると、田口翔容疑者の両親はその頃に離婚し、一人で子供を育てることになった田口翔容疑者の母親は苦労していたとのことでした。
父親の職業は調理師で、当時、田口翔容疑者の家族は山口県の湯田温泉、温泉街に住んでいました。
立地からも父親は温泉街の店舗で働いていた可能性が高いのですが、離婚後は田口翔容疑者の母親がラーメン屋で働いて生計を立てていたそうなので、養育費はないか、微々たるもので、金銭面で生活苦だったことは容易に想像が出来ます。
さらに、今回のことで新潮が父親に取材したところ、
十数年会ってなくて、連絡先も知らない
と答えたそうです。
田口翔容疑者の生い立ち②中学では不良グループに入る
小学校ではあまり目立たないタイプだった田口翔容疑者ですが、中学に入ってからは不良グループの仲間とつるむようになりました。
学級崩壊までさせたのかは不明ですが、授業中に先生に向かって「わかりませ~ん」と野次を飛ばすなど、反抗的な態度を取っていたそうです。
また、祖父母から遺産を相続した家庭の同級生に目を付け、不良仲間と一緒にエアガンなど高価な物品や買い物、飲食代を集ることも。
そして不良仲間が驚くほど、堂々と万引きをしたり自転車を盗んだり、お酒やタバコにも手を出していたそうですね。
中学卒業式の日には金髪に染めて出席して、先生に注意されたというエピソードもありました。
田口翔容疑者の生い立ち③高校中退後は通信制高校に通う
中学卒業後に公立高校に進学した田口翔容疑者は、高校を中退し私立の通信制高校に通っていたそうです。
田口翔容疑者は通信制高校に通いながら、不良仲間の伝手で土木工事の仕事をしていました。
仕事では評価されていたようですね。
「日当1万円を切ることはなく普通に稼いでいた。仕事はサボらず、元請けからも『あいついいね! 今日いないの?』と言われるくらいだった」(仕事仲間)
引用元:文春
しかし、その頃からギャンブルにハマっていたようで、毎日のようにパチンコに通っていました。
未成年の時から通っていたため、それを指摘されると
バレなきゃ大丈夫です!
と笑ってごまかしていたとか。
田口翔容疑者の人柄①スケボーが趣味
田口翔容疑者はインスタもやっていて、そこで日常の画像と動画をアップしていました。
今はほとんどの画像と動画を削除してしまっていますが、以前はスケボー関連の動画や画像が10件以上公開されていました。
不良仲間やスケボー仲間と一緒に撮った写真とかですね。
田口翔容疑者の人柄②人間関係リセット癖
不良仲間と仲が良さそうな田口翔容疑者ですが、一時期、不良仲間と全く連絡を取らなくなった時期があったそうです。
宇部市で年上のデリヘリ嬢と同棲し、ヒモ生活をしていた頃だったそうですね。
そんな彼に対し、仕事仲間からは
- 彼は仲間との関係を一方的に遮断していた。何かあると人間関係をリセットするタイプなんです。
- その子と別れて地元に戻ってくると今度は3歳ほど年下の子と付き合い始めた。でも『首を絞めて殺しちゃいそうになった』とかDV癖のあるようなことも言ってました。
という話があったので、普段は仲良くしても本当の親友・・・とは言い難いのかもしれません。
因みに、別記事で田口翔容疑者は大麻栽培を目的として阿武町に移住したと紹介しましたが、どうやらそのことにも不良仲間が関わっていたようです。
不良仲間であり、スケボー仲間でもある人達と「マンチーズ」という不良グループを作り、大麻を常用していました。
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それがエスカレートしてついに自分たちで良いものを栽培しようという話になり、元々畑の仕事がしたいと言っていた田口翔容疑者が、栽培できそうな土地を調べたところ、空き家バンクを推奨していた阿武町が目に留まったというわけです。
しかし、阿武町に移住してから、田口翔容疑者は音信不通になり、数ヶ月間は不良仲間と連絡を取りませんでした。
栽培のことで連絡を待っていた仲間たちは痺れを切らし、田口翔容疑者を探すために実家や阿武町、さらには当時の勤務先にまで訪ねました。
勤務先でようやく捕まえたところ、田口翔容疑者は警察に携帯を取られたと慌てて言い訳したそうですが、仲間たちは信用してなかったとか。
実は2021年夏に、大麻取締法違反で仲間が逮捕される事件があったのですが、もしかしたら田口翔容疑者は、発覚すれば自分だけが全ての罪を被ることになるのを恐れて、仲間たちと連絡を絶ったのではないかと言われています。
結局自分が一番打撃受けたんじゃないの?犯罪者になって逮捕されて、実刑くらう可能性だってある。顔も名前も世間に出ちゃって、お先真っ暗じゃん。自業自得。素直に返してりゃあこんなことにならなかったのに。#田口翔 #阿武町誤送金問題 https://t.co/DrSWD0gWgo
— 星友里恵 (@CDUtDHxFNoEMYtO) May 25, 2022
田口翔容疑者の人柄③阿武町の勤務先では真面目だった
2020年11月に阿武町に移住した田口翔容疑者に家を貸した大家さんは
- 髪は長かったけど小綺麗な身なりをしていた
- 挨拶もできる礼儀正しい子でしたよ
と証言していました。
大家に会えば車を降りて挨拶し、家賃を3ヶ月滞納したら退去する契約だったけど、2年間滞在する中、一度も滞納したことはなかったそうです。
事件を起こした5月にも家賃はきっちり振り込まれていたとか。
また、事件を起こした直後に退職した職場での評判も
よく喋る、話しやすい良い子
と噂されていました。
仲良くなった人たちから、なぜ山奥に住んでいるのかと聞かれると
古民家が好きだから
と答えたという田口翔容疑者。
阿武町に来たきっかけは、大麻栽培だったのかもしれませんが、その後の彼の生活や元々畑仕事がしたいという思いがあったことから、今までの人生に後悔があり、人生をやり直したかったのかもしれませんね・・・。